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前置形容詞

形容詞のいくつかは前置される。
例えば前で見た指示形容詞がそうである。(厳密にはこのtuは形容詞ではなく代詞)
tu miik(このリンゴ)

また、基数も前置される。
ko miik(ひとつのリンゴ)

強調や限定のcaも前置される。
kilseles, ca freian(剣士キルセレス)

前置副詞

命令、依頼、禁止、否定などは動詞の前に置かれる。
re axt(書け)
en luna(来ない)

日本語の「使用しない」のように否定が最後に来る言語では、「使用」と聞いたときに思わず「使用するのか」と思ってしまい、最後で否定されてガクっとなることがある。
そのため、最後を聞くまでウズウズさせられることがある。

アルカではそれをなくすため、否定は前置する。まず否定だということを宣言してから内容を述べる。これのおかげで後からひっくり返ってガクっとくることがない。
否定の形副詞はenである。従って、en miik(リンゴでないもの)や、en ke(行かない)という表現ができる。

命令については命令を参照のこと。

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