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音声学・音韻論
音韻と音声は―― /音韻/ [音声] ――で表記する ■単音 ●母音 /a/ [a] /aa/ [ɑː] /i/ [ɪ] /ii/ [iː] /o/ [ɔ] /oo/ [oː] /e/ [ɛ] /ee/ [eː] /u/ [ɯ] /uu/ [uː] /q/ [ə] /qq/ [əː] ●半母音 子音として扱う。 /w/ [w] /y/ [j] ●子音 ・閉鎖音 語頭のp, t, kは有気音になりがちである。 語末のb, d, gの前の母音は微かに長くなる。 /p/ [p] /b/ [b] /t/ [t] /d/ [d] /k/ [k] /g/ [g] ・摩擦音 早口の場合、s, z, x, jはj > z > x > sの順で同化する。例)nosjot(自己紹介)[nɔʒʒɔt] 語末のv, z, jの前の母音は微かに長くなる。 /f/ [f] /v/ [v] /s/ [s] /z/ [z]: 語頭でも[dz]にならない /x/ [ʃ] /j/ [ʒ]: 語頭でも[dʒ]にならない /h/ [h] [ç]: i, iiの後で [X]: e, eeの後で [χ]: q, qq, a, aa, o, oo, u, uuの後で ・鼻音 韓国語と違って鼻腔に流れる肺臓気流の量は日本語や英語並みに多い。 「ネー」が「デー」、「ムォ?」が「ブォ?」に聞こえるようなことはない。 /m/ [m] [ɱ]: f, vの前で /n/ [n] [m]: m, p, bの前で [ɱ]: f, vの前で [ŋ]: k, gの前で [N]: s, z, x, j, rの前で *流音 r(接近音)、l(側面音)、c(震え音or弾き音)がある。 早口の場合、c > r > lの順で同化する。例)wigalcaifa(ペルセウス流星群)[wɪgarraɪfa] ・接近音 /r/ [ɹ] ・側面音 /l/ [l] ・震え音 /c/ [r] ・弾き音 /c/ [ɾ]: 女性が震え音の代わりに用いる ・声門閉鎖音 声門閉鎖音は固有の音韻を持たない。 patは[pat]と発音するが、[paʔ tə]と2音節で発音することもある。特にゆっくり喋った場合にそうなりやすい。 こういった場合に声門閉鎖音が現れる。 ■子音連続 padlなど、子音連続は通常シュワーを入れて別個の音節となる。 /padl/ [pa dəl] /rsiila/ [ɹə siː la] ■CV CVで終わり、直前の音節の母音が長くなければ、そのVはやや長くなる。 mana [manaˑ] kaila [kaɪla]