ピケティとミロク革命

2015/8/26 seren arbazard

最近、ピケティが売れている。ピケティは資本主義は格差を広げると述べ、既存の「資本主義は最終的に皆が豊かに幸福になる」という資本主義の大前提を覆した。その上で、格差をなくすには富裕層への課税が必要と述べた。ただしこの課税は全世界でしなければ富裕層がtax havenに逃げてしまうので、全世界での課税が必要だとした。このピケティの思想は2004年のセレンとリディアによるミロク革命そのものだ。ようやく時代がミロク革命に追いつき始めたのである。

私は人工言語と同じく人工世界にも興味がある。しかし私はフィクションよりノンフィクションの方を好む。なので私の人工世界は「間違っている地球の歴史のやり直し」という側面を持つ。「社会かくあるべし」という強い思想の上に作られた政治思想的な人工世界がカルディアの本質だ。つまり「このユマナは間違い、カルディアが正解」ということを述べるために私の人工世界は存在している。

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