Reallangについて再考

2015/11/4 seren arbazard

ReallangはREA(Real Language)とREL(Realistic Language)がある。REAについては既に述べたもので、制作不可能で、例はない。一方、世界の成り立ちからできるだけ定義し、ある星に知的生命体が生まれ、彼らが言語を生み出すところ、またそれ以降の歴史までをできるだけ定義した人工言語のことをRELという。

すると必然的にRELは+PRI(アプリオリ)であり、+PRIな人工世界を持っていることになる。NATURALは±PRIで、±IMGである。現実の自然言語のような人工言語をNATと呼ぶにすぎない。したがってREL⊂NATという式ができる。またRELはArtlangの下位区分である。
アルカや凪霧はNAT→RELに変化した言語で、これから私が作るfiilia語などは初めからRELとして作られる。

◆RELとREAの違い

作り方の過程は同じ。REAはその過程のすべての要素を定義(シミュレート)する必要がある。RELは+Tで-A(非恣意)であることはREAと同じだが、世界のすべての要素は定義しなくてよく、設定に矛盾が出ない範囲で出来るだけ現実的であるかのように精巧に作られ定義される。
喩えるなら、REAが写真なら、RELは精巧な写実主義の絵である。

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