人工言語学事典記事:【自然言語で頻度の高い音は人工言語でも頻度が高い傾向】

人工言語学事典記事:【自然言語で頻度の高い音は人工言語でも頻度が高い傾向】

2016/3/29 seren arbazard

カテゴリー:音論

自然言語で頻度の高い音は人工言語でも頻度が高い傾向がある。特にNATやSHAで顕著。
[t]や[m]を持つ自然言語は多いが、人工言語も普通そうである。[a]を持たない自然言語はないが、人工言語も大抵そうである。逆に入破音を持つ自然言語は少ないが、やはりこれは人工言語においても珍しい。
古アルカは入破音が一つだけあったが、制で滅んでいる。

人工言語屋はAUXでなくとも自分の人工言語を誰かが使ってくれることを大抵期待している。そのとき、自言語がレアな音ばかり使っていたら、他人に使ってもらえる可能性が低くなる。そして何より第一に、レアな音ばかり使うと自らが使いづらい。これが恐らくこの傾向の原因であろう。

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