四界文書アルディア(aldia)

これは、オーディンとランジュとユマナとアルカディアという4つの時代と世界の物語。
4つの時代と世界の物語であることから四界文書という。
いずれの時代にもセレンという男性とリディアという女性が登場し、彼らが物語の軸になっていく。

オーディンはカルディアという世界における中世の時代で、惑星アトラスでは人類でもあるユーマの一族と悪魔の一族が争っていた。アトラス一の強国アルバザードにはユマナという世界からやってきた少年セレンがサプリの村の少女リディアと出会い、使徒と呼ばれる仲間を集め、アシェットという集団を作り、やがて悪魔を倒して英雄になる。セレンはアルバザードでアルカという人工言語を作り、後にこの言語はアトラスの世界語になる。
ランジュはカルディアの最後の時代で、セレンとリディアはアトラスを攻撃する祠徒(ディミニオン)と呼ばれる生き物を、アンジェリカという巨人を使って倒していく。セレンはヴィードという失われた力を使ってアルバザードを始めとし、世界に革命を起こし、それと同時に祠徒と戦っていた。この物語の果てにカルディアの終わりがある。
ユマナは人間界、即ちこの世界のことで、セレンは人工言語アルカを再現してカルディアとユマナの連関を強めるため、貞苅詩門という少年に憑依した。一方リディアもまた同じ目的のため、カルディアを再現した。アルカやカルディアは架空の存在ではなく、実在する異世界とそこに存在する言語であるとされる。
2031年にセレンのセレス(魂)はアルカディアという世界へ飛ぶ。そこでセレンが4歳の11/30から14歳まで成長し、そこから22歳までの正味8年間を5回繰り返す。人生をやり直すたびに異ったシナリオを歩むことになり、最終的にはリディアと共にアルカディアという世界を終わらせる。
こうして4つの世界の物語は終わるが、この物語は永遠に輪廻し、その世界のいずれでもセレンはリディアと恋をする。言い換えればこれはセレンとリディアの永遠の恋と愛の物語である。
なお、ユマナとアルカディアを除いたオーディンとランジュの物語はフィアルから始まりランジュで終わるカルディアの15の時代を切り取った物語である。カルディアの歴史はイルムスで読むことができる。

<アルディア>
最初にserenとrydiaの元となったアルマがあった。アルマができると同時に、それが存在するための空間即ち世界(レカイとユマナ)ができた。アルマはセレンとリディアに分かれた。

カルディアでは第二のアルマができ、後はルノやヴァンガルディやアルデルやヴェーユ、エルト、サールなどが生まれ、惑星アトラスができ、ユーマが生まれ、テームスが生じ、とフィアルからランジュまでイルムスの通りである。
一方ユマナでは貞苅詩門を依り代とし、セレンのセレスが1991年に憑依。すぐにオーディンに転生。リディアと出会い、ユマナでアルカの再現とカルディアの再現を始める。
2011年にアルカが完成し、完全なる人工言語の1%の再現という目標を満たす。一方この間にオーディン時代でテームスを倒したセレンが死に、セレスがユマナに戻る。と同時に今度はランジュ時代に転生。ランジュではセレン革命を起こし、アンジェリカを使ってリディアとともにカルディアを終結させる。
2031年にセレンのセレスはユマナに戻り、貞苅詩門の遺伝子に移った後、アルカディアへ飛ぶ。アルカディアの終結とともにレカイとユマナも消滅し、その反動でアルマが生まれ、再びユマナとレカイができ、世界は輪廻する。

セレンは4度転生する。オーディンでテームスを倒し、ランジュでカルディアを終わらせ、貞苅詩門に憑依してアルカとカルディアを再現し、アルカディアで収束した世界を輪廻させる。ユマナに転生したのは双子宇宙であるレカイとユマナの連関を作り、アルカとカルディアの存在を知らしめるため。リディアもまた4度転生するが、rydiaでなくridiaとしてである。原始の神rydiaはセレンと違ってセレスを倍化し、常にセレンの唯一神として傍らにいた。

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