Copyright (C) 2011 人工言語学研究会 All Rights Reserved.

人工言語の作り方

Contents Menu


初級編

序文

人工言語とは

言語の作り方

応用編

続・人工言語

人工言語Q&A

高度な作り方

回顧録

付録

読書案内

人工言語学研究会

人工と自然

日本語のように、元々ある言語を自然言語といいます。
日本文化のように、元々ある文化を自然文化と呼ぶことにします。
日本風土のように、元々ある風土を自然風土と呼ぶことにします。

エスペラントのように、特定の言語(この場合は西洋語)を参照して人工的に作った言語を、アポステリオリ人工言語といいます。
エスペラントのように、特定の文化(この場合は西洋の文化)を参照する文化を、アポステリオリ人工文化と呼ぶことにします。
エスペラントのように、特定の風土(この場合は西洋の風土)を参照する風土を、アポステリオリ人工風土と呼ぶことにします。

アルカのように、オリジナルで人工的に作った言語を、アプリオリ人工言語といいます。
アルカのように、オリジナルで人工的に作った文化を、アプリオリ人工文化と呼びます。
アルカのように、オリジナルで人工的に作った風土を、アプリオリ人工風土と呼びます。

ややこしいので、以下に表で示しました。

  言語 文化 風土
日本語 自然 自然 自然
エスペラント 後験人工 後験人工 後験人工
アルカ 先験人工 先験人工 先験人工

一番少ないのはアルカタイプの言語です。理由は2つあります。

1:今までは「人工言語といえば国際補助語」という常識があったため。国際補助語を目指す場合、文化と風土の違いが民族間の壁になってしまうため、文化と風土を作ろうという発想には通常至らない。
2:文化と風土まで作ると大変な作業量になり、制作が現実的ではない。

なお、言語はアプリオリだが文化と風土は考慮していないというような言語もあります。
ライプニッツのような有名な人が、そういったものを作っていました。
「言語は作れるけど、文化と風土まではちょっとなぁ」という場合、そのようなパターンになります。

Tweet