<2003/05/16>  2003/05/17  昨日は金曜だった。学校へ行った。学部の授業が終わったらタテヤさんが来た。彼女は急に「貞苅君、あのね、私3限の授業、隣の教室で受けてたでしょ。でもね、ちょっとついていけなくなっちゃったから、やめることにしたの」といってきた。俺は「ああ、そうなんだ」といったら、「うん、それだけなんだけど」といったので、頭の中で「は?」と思った。「え、それが一体俺に何の関係があると?」と思ったが、グライスの協調の原理を思い出して、多分なんか関係があるんだろうなと考えた。恐らく3限が空いたので長嶋先生のに出たいんだが、履修届けはもう締め切ってるし、自分から言いづらいので、ということなんだろうと察した  そこで、「じゃあさ、3限の長嶋先生、出てみない?」といって勧誘したら、「あ、うんうん。でも、難しいでしょ。何やってるの?」という 「stand,sit,lieについて英語読んでるけど」 「あー、私、英語無理なの」 「大丈夫だよ、訳は先生がするし、レジュメは日本語だし。それに色んな言語の人がいるから面白いよ」 「そっかぁ、でも私、毎回は出れないと思う。偶になら…」 「うん、いいんじゃない、聴講ってことで。今先生いるから聞いてみたら」  といったが、先生は生徒と話していて忙しそうだ。そこで待ちながら雑談していた  授業中に中国語にも「男の中の男」という表現があるかと先生が聞いたら留学生が「ある」というので、俺が「具体的になんと言うの」ときいたら「男人中的男人」と中国語で早口でいった。俺は離れていたが、一瞬で聞き取れて、「なるほど」といったが、先生は近くにいたのに聞き取れず、「え?」といっていたので、俺が発音してこうですよといったが、先生は無視した。そのことについて随分後ろに座っていたタテヤさんが「あんなに聞き取れるんだね。何年やってたの」といってきたので、「リスニングは結局1年だけだよ。中級はリーディングばかりだったから」といったら「誰先生?」という 「高柳先生。新聞とか読まされたよ。中級特だったから」 「特って時点でもう怖くて行けないんだけど」 「やー、牛丼特盛の特みたいなもんだろって思ってなめてたから」といったら「ふふ…、面白い」といって笑っていたので、何となく嫌な感じがした。この人は結局俺にこうやって近付いて、俺に何をさせたいんだろうなと思った。俺の何を利用したいんだろうと思った。けしてタカやナリみたいな友達感覚のする人じゃないし、妙に積極的だ。あまり素直に歓迎できるタイプではない。では、タテヤさんは女だから俺を男として見てるのかとも考えられるが、それはない。というのも、俺が火曜にエロビの話をしてたとき、教室にいたし、3年のとき、昼休みにメルとの浮気話をタカとしていたときに前の席で昼飯を食っていたからだ。従って、何らかの狙いがあって近付いてきてるんだろうが、目的が不明だ。卒論の手助けにしようと思っているのかもしれないが、彼女は佐々木教授だし、俺が古典できないことも告げてある。じゃあ院にいってから付き合いを良くするためかと思っていたが、昨日の会話で「私、院いかないよ」とはっきり言っていた。いよいよ目的がわからない。だがまぁ、そのうち飽きるだろうと思い、捨て置くことにした。先生が話を終えたので彼女を案内した ら、先生は快く「来て良いよ」というので俺がプリントをコピーすることにした  3限で、先週誤って話しかけてしまい、それを向こうに気付かせないように話を合わせて歓談していた台湾の女の子のリンさんと目が合った。向こうは挨拶しようとうずうずしてた感じだったが、俺はきまずくなって目をそらしてしまった。それでも「ここに座りますか?」といって席を作ってくれたのに「あ、いいですいいです」といって避けてしまった。大谷さんと話していたら、その隣にいたので「プリント前にありますよ」といってくれたが、「ありがとうございます」とだけいって後は大谷さんと話していた。急によそよそしくなったのでかなり怒っているだろう。ああ、またやっちまったな、いつもどおりにと思った  大谷さんに卒論の話をしようと思ったが、どうもほじくりかえされたくないようで、逃げ腰だったから、コンドロイチンだけ紹介して席に戻った  学校帰りにジュンクで認知を2冊かったらまた8000円消えた。火曜も1万消えたし、やってらんないな。帰ってフゥシカに会って、ピザを食おうという話になって、ピザーラでゲッツのMを頼んだ。その後、よむよむで色の世界地図みたいな新書と、キャストパズルのラビを買った。また金が…  彼にリディアの話をした。子供駄目だったこととか。色々聞いてくれた。とにかく今はリディアとの関係が壊れないかが心配だ。サーズのせいで暫く会えないだろうし。メルは報告したら「いーじゃん、毎回中出しできるんだし」といって笑ってたんで、「そりゃないだろ」といったら「要するに、正妻とよろしくするんで関係を清算させてねってことでしょ。それ言われたらふつう浮気相手はキレるってのが筋なのにこうしてあげてるんだから、むしろ感謝しなさいよ」といわれ、返せなかった  結局フゥシカと別れたのが4時。向こうは仕事。俺は休みなんで4時まで寝ていた