『同時多発メール』 14,ral,lii,sidev  ral,ravは日曜で、紗智枝からメールが来なかった。土曜も来ていない。なんでかなぁと考えたところ、4つ出た 1:彼氏だからって特にメールしたくないから 2:メールするとウザイ女と思われるから 3:やっぱセレンと付き合うのはイヤ 4:ってゆーか忙しい  多分2かなぁと思った。フゥシカが来たのでサイゼリアへいって、紗智枝と付き合ったことを言った。予想通りリディアのことで叱られた。曰く 「というかその竪谷さんとかいう女はどうなろうと知ったことじゃないが、君が心配だ。俺は世の中の人間を図と地の関係で言うと99%地で見ているが、君はその中でほぼ唯一の図だ。だから唯一心配する。どうせ君のことだからきっとばれて仕事で揉め事になるだろ。まずいだろ」  また、こうもいった 「君と彼女の関係を考えれば、君の恋愛感情が屈折するのは分かる。だから君はどう女遊びをしようと、俺は責めない。ただね、絶対これ、後から問題になるって。目に浮かぶよ」 俺「でねー、紗智枝にメール出そうと思うんだよね。可能性2番を考慮して」  そしたら今までに見せたこともないような切れ顔で「あぁ!?」というので、「そう怒るなよ」と宥めた  因みにサイゼリアに行く前に裕子にこう送った 「こんばんわー(^o^)  ようやく(?)貸してもらったCDを聞きました!  ジャネットのは10番のがいいかんじでした♭平井堅の方は聞いてビックリ!デビュー当時って歌風が随分違うんですねー(-o-)  村上さんがいいっていってたの、聞きましたよ。雰囲気出てていいかんじでした☆  そういえば、明日はやっぱり九時ですか?」  だが、帰ってこないのでバイトかなと思った。今日は塾じゃないからピザだろう  で、紗智枝にこう送った 「こんばんわー(^o^)今日は風が心地よかったよ  んー、こんなこというと彼氏ヅラして!って思われるかもしれないけど、もしちょっと寂しいときとかあったら、いつでもメールくれていいからね。勿論、テイルや仰向けの話でも(笑)」 紗智枝「彼氏ヅラ、私はうれしいぞ。(笑)うん、そうする。セレンくんもね。  メール来てうれしい」 セレン「よかった。落ち着いたよ。ってゆうか、紗智枝、リアルション可愛すぎ(>_<)  そぉだ、ちょっと昨日の大谷さんの話したいんだけど、いいかなぁ?」 紗智枝「でんわ?いいよ。」 セレン「いや、文字の方がわかりやすいから、メールにするよ。長いからいくつかに分けるんで、ちょっと待ってねm(_ _)m  自主性の破壊ってさ、人間関係すると絶対起こるよね。どこかで自分を相手に合わせなきゃならないから」 セレン「俺、自分に嘘ついてまで誰かといることに疑問を持ってたんだよね  でも、ふと考えを逆転させてみた。相手に合わせるのは自主性の破壊というより、相手との融和なんじゃないかって 続」 セレン「つまり、自分の壁を破って孤独を退治するってことなんだろうな、と  でも、完全に一致したら他人である意味がないよね。相手との差異があるほうが人間として面白い 続」 セレン「結局、相手とは腹八分目の融和がいいんだと思う。完全な相互理解を求めるのは多分、相手への不信と失望を生む。だから相手との差異は尊重すべきかな、と あと一つ」 セレン「紗智枝とのこと考えてたら浮かんできたんで伺ってみたよ  戯言かもしれないけど、紗智枝がどう思うか気になるところです 終」 紗智枝「うん、こういうことについてなら延々と話題にできそう。すごく考えさせられる。また変わるかもしれな」 紗智枝「いけど、今思ってること言うね。  自分を合わせる必要無い〜って考え方よく分かる。」 紗智枝「あ、この調子だと2ダース分メール送らなきゃだ。ええい、まだるっこしい!会ったとき直接言う。」 セレン「おっけー、わかったよん(^_^)v  やっぱ良いわ、こういう話の通じる彼女って。でも、はたから見ればヘンなのかも(*_*)」 紗智枝「きっとヘンだね(笑。  でも自分が心地良いから、これでいいと思ってる。人畜無害だし!」 セレン「なるほど  じゃあ今度は火曜かな。俺は今からダチと遊びに行くとこ。卒論書けよって感じ(^_^;  おやすみー(-_-)zzzz」 紗智枝「今からかあ。危険なとこには行かないでよ。(お姉さん心配だよ)  寝られるか分からないけどお休み☆」  で、俺はこの一連のメールで紗智枝の反応を見て、あまり恋愛に向かない女だなと思った。要するに淡白だ。なぜって自分を彼女呼ばわりしないし、俺を自分から彼氏とも呼ばないし、付き合うとか恋人とかもないし、何より「好き」もない。ま、この辺、俺は相変わらずシビアだね  あまり反応が良くないので不承不承という感じだった。そんな折、裕子からメールが返ってきた 裕子「私はいつも返信が遅いですねm(_ _)m  今日は今までピザーラでバイトでした。超〜混みました!(*_*)CD気に入ってもらえて嬉しいです☆自分が好きな曲が他の人も好きだと、すごく嬉しいですm(_ _)mジャネットの10曲目は自分で貸しといてタイトル忘れちゃいましたが…(笑)平井堅は雨の日に聞くと更にいいですよ♪明日は私は7〜9時ですね。セレンさんは?」 セレン「おつかれですー☆  うん、なんとなくピザーラかなって思いました。塾より帰りが遅くなっちゃうんですね。大変そう(-_-;  さっきバイクで配達してる店員みましたよ。なんか疲れてるとこメールさせちゃってばかりですね、俺(^_^;  あやー、残念。明日は5−8時みたい。かぶるときに持っていきますね(^_^)v」 裕子「5〜8時ですか(*_*)  やっぱ今までが運がよかったのかなぁ〜考えたら最近まで同じ時間にあがることなんてなかったですもんね(>_<)ピザーラのバイクは暴走運転してませんでしたか?(笑)というか、セレンさんこそあんまりメールしないのにわざわざメールさせるようなことさせて…迷惑じゃないですか?(-.-;)あ、そういえばセレンさん、卒論もあるのに!!」 セレン「そんなことないですよ  全然迷惑じゃないですよ。というか、ぶっちゃけ楽しいくらいです♪  雨の日に平井堅っていう感性は正直驚きました。なるほどぉ…みたいな感じ  こっちこそ、時間つぶしにでもメールくれたら嬉しいです(^o^)  でわでわ。癒し系の曲でも聴いて疲れを癒してくださいな☆ミ」 裕子「癒し系の曲は…  やっぱEmilieかなぁ。ホントCHARAに似てる声ですね。なんか優しくていい感じで☆セレンさんも、よかったらまたメールして下さいね。なんか卒論があるんだなと思うとメールしていいものかどうか迷うんですが…とかいってしょっちゅうメールするかもしれませんが(笑)しかも私どうしても文が長いんですよ!(:_;)それでもよければ。また明日ベストで会いますしね。私もメールしてて楽しいですよ♪お休みなさい(-_-)zz」  というのがral,ravのメール。日曜だね。なんかこれだけ見てると裕子のほうがむしろ彼女にみえる。だって反応がまともだからね  で、ral,tanになった。今日も紗智枝からメールが来ない。ウザイことに野郎3人から電話やメールが来たが、こっちはハズレだからどうでもいいので却下。で、紗智枝は、うーん…本当に気がないのかなと思った。で、早々に別れたくなった。どうもノリの悪い女は苦手だ。夜になっても来ないので、メールを出してみた セレン「バイト終了、いぇー!  で、今からカラオケで熱唱(^o^)/~  ところで、来週の言語の会ってどうする(?_?)」  ところが中々これが返ってこない。20分したら帰ってきたが、ここで問題が  21:31になってメールが来た。曲が紗智枝じゃないのでシカトしたタカかと思ったら、裕子だった。そして受信したのと同時にまた受信中となって、紗智枝から返ってきた。そう、同時に21:31に!アルカイダかよと思った  とりあえず返事の遅かった紗智枝はシカトして裕子に返した。その後、2人が連続してメールしてくるので、同時進行で返していった 裕子「お疲れ様です。今日私の妹がいたの気付きました?☆」 紗智枝「いまちょうど熱唱中?バイトお疲れ。う〜ん、どうしよう。セレンくんは飲み会出るでしょ?」 セレン→裕子「あ、本当にメールくれたんですね♪  え!?妹さん、いたんですか。全然気付かなかった(@_@)テスト前でかなり忙しくしてましたから。うーん、しまった折角見れるチャンスだったのに(*_*)  因みに俺はいまからカラオケです。今日は熱唱系で(^o^)/~」 裕子「今から!?よ、夜通しですか…?ひょっとしてもう始まってるとか?だとしたらゴメンなさいm(_ _)m大学の人とですか?楽しんできて下さいね〜♪私の妹は6〜7時の間に、木倉谷大先生教わってました。地味〜〜〜なコですヨ(笑)」 セレン→紗智枝「うん、出るよ。そのまま紗智枝を院飲みにかっさらっていくかもしれないんで、イヤなら逃げませう(^_^;」 紗智枝「をい!出欠取ったでしょ。それで、明日会える?」 セレン「いやガオカです  そこのユウアイですよ。それに一時間だけですし。明日発表なんでちょっと空気を抜きに(^o^) 木倉谷先生ですかー。先生とは五時ごろ世間話したけど…。時間ずれちゃってますね(ToT)また来てたら教えてくださいねm(_ _)m」 セレン→紗智枝「俺は大丈夫だよ♪紗智枝は?」 紗智枝「会いたいさ、とっても。4限後どこで待っててもらおうかなって。」 裕子「発表。例の卒論ですか?ユウアイってどこだろ…美容院の上かな?だとしたらうちからも目と鼻の先ですね。ユウアイはトラックとか通るとか〜なり揺れるから気をつけて下さい(*_*)ホントに。」 セレン→裕子「駅の向こうですー  そういえば村上さんってこないだの飲み会で歌ってましたっけ?」 裕子「この前は朽木先生と一曲だけ☆音痴なんで恥ずかしいんですよ歌うの〜(:_;)でも歌うこと自体は好きです!セレンさんは上手でしたネ。こんな時間に一緒にカラオケ行ってくれる友達がいるなんていいですね〜。…そういえば私だけ村上さんは悪いので名前でいいですよ。裕子で」 セレン→紗智枝「返事遅れてごめんね。今ひやかされてるとこ。なかなかイイ感じに恥ずいものがあるっす(*-_-*)  んー、先生の部屋に入り浸るか、すいてる教室でアルカの仕事でもしてるよ」 セレン→裕子「じゃあ、裕子さん(「ちゃん」はヘンですよね、さすがに(^_^;)――もそのうち一緒に行きましょうよ、カラオケ。仕事で折角かぶっても今日みたいに会釈しかできないですしね(>_<)  家も近いし、かなり貴重な人材(?)ですよ!」 裕子「裕子さんでも裕子って呼び捨てでもいいですよ。「さん」「ちゃん」付けは逆に恥ずかしいですね〜(>_<)いいですね〜カラオケ!狭山ヶ丘一丁目と二丁目ってホンット近いですもんね。気が向いたら呼んで下さい☆ところで私はひたすらセレンさんのカラオケの時間を奪ってる訳ですか…。メールもホント気が向いたときでいいですヨo(^-^)o」 セレン→裕子「うん、じゃあ折角お許しが出たから、名前で呼ばせてもらいますね。なんかちょっと馴れ馴れしい気もしますね(*^o^*)(でも、仕事場ではやっぱり村上先生でお願いしますね☆  じゃ、今度カラオケ行きましょうね、裕子♪」 紗智枝「うん、じゃ、終わったら電話するね。もし携帯忘れたら(笑)図書館の1階におります。  我先睡了」 セレン→紗智枝「おっけ♪明日が楽しみ(^o^)  紗智枝、xidia!(アルカで 甘い夢を☆」 紗智枝「すてき!!」 裕子「ええ、行きましょう☆  もちろんベストです苗字でお願いします!!あそこで「裕子」なんて呼ばれようものならバイト生命に関わります(笑)マジで(-.-;)  カラオケ楽しんで下さいね〜」  ――という具合だった。結局最後のメールはユーアイで受け取った。22:44のことなり。あんまり途中で面倒臭くなって疲れていたので、カラオケは本当に熱唱した。パルサーと二人で行ったが、一時間でかなり楽しめた。あれがストレス発散のカラオケだな  今日の紗智枝は可愛げあるメールだったな。結構男っぽい文面だけど、ところどころ可愛げがみられたので、まぁいいかという感じ  しかし、紗智枝と裕子と同時にメールしてるんで、間違えて送らないようにかなり気を遣った。しかも、紗智枝のノリで裕子にメールしてしまった気がするので、なんか馴れ馴れしくなってしまった気がする  うーん、しかもそのときはカラオケに行こう行こうとしていた上に明日の村野さんの発表の原稿を刷ろうとしたらプリンタが壊れたので、かなり同時に色々起こっていた。流石に少し混乱した  問題は、相手の文面をあまり深く考える時間がなかったということ。また、自分の言葉遣いを内省する時間もなかったということ。今みてみると、恐ろしい内容だ。気付けば俺にはその気もないのに彼女を裕子と呼ぶことになってしまったし、カラオケに誘うことにもなってしまっていた。俺は社交辞令で誘ったつもりだったが、今見てみると紗智枝とメールしてたこともあるからそのノリで書いてしまっている。そのせいでどうも社交辞令でなく、本当の誘いに取られかねない。いや、これは結構相手は真面目に受けていそうだ。困ったな、全くその気はないんだが…  というかリディアにメルに紗智枝に裕子まで加えたら絶対身が持たない。というか俺の場合、精神的に耐えられない!ネコ10匹面倒見るようなもんだ。もはや癒しを通り越している  結構メールをやりながらうんざりした。同時にくるなよ、同時に。バラバラだとモテてる感じがしていい気分なのに、こうなると困るだけだ。最後の方は具合が悪くなってきたからな。もういいです、女は…という瞬間が確実にあった  ところが、俺の癖としてどうしても一度いい顔を見せた女の子には優しくしてしまう。メルからメールが来たからって紗智枝にそっけなくすることはできないし、紗智枝ができたからって裕子にそっけない態度を取るのもできない。全て俺の倫理に背く。かといってこのままじゃ心身ともに持たないしなぁ…  1月に中1とやって飽きてから、やるだけの関係はもういいやと思ったのに。結局今度は市井の大人しい女の子が集まってきた。特に俺からは何もしてないのにな。向こうから来たのを体よく返しているだけなのに…。結局俺はどうやってもモテるわけか…。まぁ、存在を認められるというのは嬉しいことだけどね  いいかげん、女の子の相手も疲れた。セフレよりずっと精神力使う。かといって女の子傷つけるなんてもうしたくないし、自分でまいた種だからしょうがないな。どうにかどの娘にもバレないようにやろう  なんとなく思ったんだが、モテるコツはあると思う。顔というのは当たり前のことだが、それだけの問題でもないなとふと思った。およそこんなところか 1:声は落ち着いた声でややゆっくりと。しかし機械的に喋らないこと。ある程度抑揚をつけて。笑う時は笑う。但し、落差が激しくならないように。表情も声と同じで 2:人間、夜と昼は全然違う。太陽の下で口説くのは難しい。夕方以降が吉。一度落とせば向こうは型にはまろうとする。夜まで繋げるかがポイント。昼との落差があると盛り上がるので、昼はあくまで真面目に。落差で魅力を出すと良い。その場だけが特別と思わせるとムードが高まる 3:メールも会話も、基本は優しく。相手の「私はココを苦労してるのよ」という点を感じてくすぐってやるとかなりこちらに好意を持つようだ。だけど、優しすぎると下心みえみえなのでダメ。本当に下心があるかないかは関係ない。要は向こうが感じるか否かだ 4:馴れ馴れしすぎるのはダメ。馴れ馴れしいのは一言ピンポイントで出すべき。その方が印象的だし、こっちを可愛いと思ってくれる。関係が浅い時はずっと「です」を使いつつ、印象的なところだけ「だ」を使う 5:メールは絵文字必須。毎回同じのは使わないこと。向こうにこちらのやる気を感じさせること。向こうだってこちらに気があるかどうか気になっている。気にならないような相手ならまずメール来ないでしょ? 6:相手が何を気にしてるかを探る。で、そこには絶対触れない。下手なフォローも入れない。フォローするならさらっと一言。その後は話題を変える。でないと単なる相談役に回されるからね。友達止まりになるだろ。俺だったら俺の欠点を慰めてくれる娘よりも、一緒にいると俺の欠点を忘れさせてくれる娘がいい。それって女も同じでしょ。欠点を忘れさせてあげなきゃダメだよね。そうすれば次もこっちに会いたがるようになる 7:こちらに依存させること。付け上がらない程度に甘えさせて、自分がいないと困る状況にする。そのあと、付け上がり始めたら引こうとする。するとこれ以上はヤバイと思って限度付の我侭しかしなくなる。それでいて自分から離れられなくなるのでちょうどいい 8:誉めや優しさは100%さりげなく。ドアを開ける、椅子を引く、気の利いたことをいう、フォローする、限度付で許す、何かこぼしたらすぐにティッシュ、物を落としたら「なにやってんだよ」の前に「おぉ、ビックリしたぁ、大丈夫?」。でもこういうのは全部さりげなく 9:変化に気付いてやる。髪、服、靴、装飾品。仲が良いうちは絶対1つ1つが選ばれている。自分だってそうだろ?色のいいズボンはいていくし、洗濯したてのシャツを着るだろ? 10:みだしなみは清潔に。女の子は服が好きだから、この点はかなり気にするみたいだ。同じ服ばかり着ない。同じ色ばかり着ない。黒1色は最悪。マフィアかよ。できるだけ白系で。特に夜で勝負する気なら、女の子が安心できる白に。あと、服が良くても着こなせないのはダメ。女の子からしてみれば似合わないくせに着てるのはバカっぽくみえるようだ。自分の程度を知ることも大事。また、着こなせていてもだらしない着方はダメ。よれよれしているようでは台無し 11:難しいけど、やっぱ自分がどう思うかより、相手がどう思うか考える 12:慣れても初めのころとあまり変わらないように努める。どこまでいっても他人なんだから、最低限の礼儀は守ること 13:相手を過信しないこと。「なんだこんなこともできないのか」「なんだ俺のこんなところも分かってないのか」は相手への尊敬を失う。そうすると当然相手もこちらにやり返す 14:基本的に下ネタ禁止。そういうのは夜だけ。男は昼でもできるが、女は倫理観が許さない。人間は夜になると開放的になるということを知識で知っている女は、自分が下ネタに対応するのを上手く夜のせいにする。逆に言えばそういう口実を相手に与えてしまえばかなりスムーズに下ネタを振れる 15:同調効果を使う。メールだと、相手が使った言葉を何かの折に使う。「心地いい」という語が来たら、それをどこかで使う。無意識に相手は親近感を覚える 16:優しいだけじゃダメ。付け上がるし、魅力をもたれなくなるし、便利屋になりさがる。父親みたいなもんだな。してくれて当たり前の存在になってしまう。女が友達付き合いで合コンに行きたいんだけどということをメールで出してきたら、「うん、まぁ、楽しんできなよ。ちょっとむかつくけど(笑)」ぐらいに返す。行くなというのは無駄。止めることを願ってるときは別だが、ふつうはダメ。本当に騙していく気ならそもそもメールをしてこない。してくるってことは罪悪感があるから。だけどその罪悪感を責めたら向こうはどう思う?反省するか逆切れするかだけど、どっちにしてもこっちにいい印象は持たないよね