alsia
[地名]アルシア、銀泉京
[レベル]
古:ridia:lsia←sia/sia。siaの本義は膜で、牛乳の油膜などもsiaという。牛乳の油膜は泉の水面に当たるため、水面もsiaという。正確にはsia keno elfeやsia keno eriaなどといった。アルシアは森と泉に富む。泉が多いことからalsiaと名付けられた。siaでelfeを指すのはメトニミーであるから、これはメトニミーによる地名である。「銀」は魔法の銀。
[文化]
アルバザード北側に位置する都市。アシェルフィの北のソエンを越え、ザミアと違う方角に飛んでいけば1日で着く距離。アルシェがフルミネアと出会った場所。アルシアの11魔将がいた場所。

alsia(2)
[名詞]アルシアの11魔将
[シェルト]横軸、軸
[組み数字]11
[レベル]
古:ridia:11魔将が集結した地であることから11魔将の創造主はリディア。ソーム以降に生まれた。比較的新しい登場人物。語源は全て古アルカの火などの属性を表わす言葉。見てそのまますぐ何だかわかるようにしてある。彼らは神でなく人間であることを強調されたため。大抵lantisを表わすlanやtisなどの接辞が付与された名前になっている。更にlanやtisの一部しか使わないで人を表わす名前もある。女性は比較的指小辞のnが付いたものが多い。語呂が良いので語源となった単語を変えないでそのまま名前にしたものもある。聖と邪は最後にできた。他の9将を作ってから数ヶ月以上経っているため、ネーミングが他の9名と不統一。lanが前置している。
[文化]
yusifer
<概要>
カコに現われた11人の武将。各々得意とする分野の魔法を持つので11魔将と呼ばれる。それまで散逸していた魔法を11種の区別に分け、うちソームが支配する7種を基本属性と正式に決めた。つまり、魔法学の大成者である。アルシアの性別はデームスの性別と同じ。トゥーノは無性別なので男女同数。ちなみに、デームスにない利害は共に男。尚、11種の魔法とは闇水風土火雷光聖邪利害である。
<美徳>
アルシアは11の美徳を象徴する。最初の7つはソームの悪徳と対応関係にある。
この象徴が完全に定まったのはメル19年だが、発想自体は赤アンクノットに既に見られ、形を変えながら受け継がれてきた。
veltis:正直
erin:祝辞
teezen:禁欲
tuunas:勤勉
faila:冷静
iires:謙虚
paltis:質素
lamid:敬虔(神を信じる心の強さ)
lanvem:討異(異端者・不信心を討つ心の強さ)
protis:信賞(善を称賛する心)
levin:必罰(悪を罰する心)
この中で討異はそれに当たる日本語が見つからなかったので造語したもの。
アルティス教は異端者に本来寛容だが、不信心な信者には厳しいため、不信心を主に討つことを意味する。また、不信心な人間を討つことと悪を罰することは別の美徳として捉えている。夢織のランヴェムには、アルティスでなく死神の視点で夢喰いという異端者を討伐するという意味合いが込められている。

alsia(3)
アルシア国

[文化]
yuuma 6907 ユシフェル、アルシアを独立国家と宣言。国王と真っ向から対立し、レスティルから独立
yuuma 6924 ユシフェール(アルシアの11魔将)の魔力は凄まじく、レスティル軍ではまったく歯が立たなかった。あまりの強さにアンダントは戦慄。前線でアンダントは捕虜となるも、拘置先の研究所で厚遇され、そのまま解放される。その後逆に攻め込まれるものと覚悟したアンダントであったが、ユシフェールの要求は奇妙なものであった
同冬 ユシフェールは「レスティルがアルシアの独立を認め、自分達が研究に勤しめる静かな環境を提供してくれれば、それ以外には何も要求しない」と述べた。ユシフェールは戦禍の復讐も行わなければ、レスティルへの侵攻もしないと約束した。このあまりに控え目な要求に王は混乱した。武人である王は生粋の学者の心理が理解できなかったのである。アンダントは是非もなく要求を受け入れ、アルシアを独立させた。こうして人口30万人の小さな国家アルシアが誕生した

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