arban
[名詞]アルバザード人
[レベル]

[文化]
・概要

トール人と世界各国の人種の混血。分布は主にアルバザード。世界一の経済力を誇るため、国外に去る人より外国から来る人のほうが多い。
混血率が高いため、免疫に優れ、容姿にも優れている。基本的にはトール人なので、華奢で腕力が弱く、細身で中背。フレティス人より小柄。混血化が進んでいるため、同じトール人でも、アルバザード人のほうが大抵ケートイア人より大きい。
アルバザードの男子平均は136lm, 50b(170cm62.5kg)。女子平均は128lm, 40b(160cm50kg)。ケートイア人より1cmわずかに大きい。
アルバザード人はしばしばフランス人に似るが、国民全体が粗食なため、現在のフランス人ほどには大きくない(数十年前のフランス人と同じ体格)。
フランス人は現在平均176cmだそうだが、それはないだろう。実際そんなに大きくなかった。黒人とゲルマン人で平均値を底上げしているからだろう。恐らくフランス人自体は今でもアルバザード人と大差ないはずだ。

・合理主義

事実上smからアルバザードが始まる。このときルティアは魔法、メティオは魔物、その後アルティアは武士という強みをそれぞれ持つようになるが、アルバザードだけはこれといったものがないのが弱みであった。
持たざる者であったアルバザードは征服されまいというハングリー精神を発揮し、何とかお家芸を持とうとした。ところが魔法の土壌はないし、魔物の飼いならしもできていない。武士のような遺伝子もない。
そこでアルバザードは学問を重視した。勉強して這い上がるしかなかった。ルティアが学問を嗜みとして行う一方、アルバザードは必死に使える学問を研究した。何よりも役に立つこと、実利に繋がることを必死で追い求めた。
その結果、魔法の素養はルティアに劣るものの、魔法学を大成するに至った。最初はほとんど成果の出なかった魔法学だったが、アルバザードは基礎研究を怠らなかった。基礎研究の先にこそ実利があると信じ、耐え続けた。
それが実ったのがグレアである。ケートイア軍を追い払ったとき、アルバザードは生まれ変わったといってよい。その後アンジェルや錬金術が発展していくと、もはや持たざる国は最強の国に変貌していた。
食うや食わざるやの民にもできるだけ教育を与え、学者を優遇し、貧しくとも学者になれば人生を逆転できる仕組みを社会が支えた。ルティア人が「学問は貴族が受けられる特権のひとつ。平民が学問をやるなど何と生意気な」という社会を構成している横で、アルバザードは万人にチャンスを与え、上から下まで一丸となって頑張り続けた。その苦渋の日々の結果がこれだ。
アルバザード人はこの歴史の過程で合理主義を体得した。体裁よりも実利を取る。芸術よりも実利を取る。まず何においても合理的であることを良しとする国民性はこうして培われた。

arban(2)
[ユマナ]中東や小アジア
[レベル]


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