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[言語]言語学
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19
[文化]
言語学はカコにおいてアルシアの11魔将が魔法学を起こしたことに起因する。
魔力の弱くなった人類は、より強い呪文を使うべく、言葉により魔力を増幅させようとした。その研究が魔法学である。
魔法学では正確なアルカとは何かが問題とされたため、文法論と語彙論のみが発展した。

一方、神の時代から脈々と続く史学の中で、通時言語学は存在し続けた。
しかしそれもアズゲル以降の人類による文献学とほぼ同一視されていた。

近代言語学はrdでセレンによって起こされた。
制アルカの制定にともない、セレンは世界の言語を研究し、共時言語学を作り上げた。
セレンはその時代の言語を研究することでアルカを作ろうとしたため、通時論には興味を示さなかった。

同じ時期、リュウが魔導船シェルタージュを復活させるため、文献学を派生させて比較言語学を興す。
並びに古代魔法の使い手であるミルフが協力し、リュウに古代の文献を解読させた。これにはリディアも協力した。

従って、言語学のほとんどの術語はアシェットによって作られた。
統語論、形態論、語彙論はカコの時代の学問を参考に改訂した。
制アルカで作られた術語も、後にセレンによって新生に修正されている。

セレンは最初、音の研究から始め、音声学と音韻論を作り上げた。
後に制アルカのために普遍文法を探究した。その過程でまず類型論を作り、さらには生成文法を作り上げた。
生成文法は後にリュウが魔法駆動式アンドロイドのエルフィアンを作る際の人工知能の礎のひとつとなった。

また、セレンはそれまで研究の盛んでなかった意味論も作り上げた。

メル14年ごろ、セレンは文化と言語が切り離せないという結論に達し、生成文法を捨て、認知革命を起こした。→nakleldfel
また、中期制アルカの終りに、セレンは人工言語学を作り上げた。

新生アルカ作成後、セレンは語用論を重視した。
一方、リュウとリディアは経済言語学を作成した。
また、ユルト・ルシア誕生後、セレンとリディアとメルは子供の言語習得についても研究し、応用言語学を作成した。

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