est
[言語]名、名前、曲や文章や演劇などの題、題名、タイトル、題目、表題。手紙やメールなどの「件名」はestでなくolma。
[動詞]yulをlexと名付ける、名付ける、名づける、呼ぶ、名乗る
[レベル]
sert
13:制:第一改定前アルカeeste(名前)。制アルカは名前→苗字の順で書く
eeste:eeste:lu erst:yuna,alt
[文化]
→kuzest, estlang
<人名の構成>

通常、人名は名(est)+姓(rast)である。「~家の誰それ」という意味で、e語順。
人によってこの間にミドルネームが来ることがある。ミドルネームは最大3つまであり、sarnu, setto, oorと続く。ridia sapli rsiila teo lutiaやryuu olisia fin tikno hyuutoなどは最長。
ミドルネームは功績のあった人物に付けられるrdまでの風習で、貴族や英雄などに付けられた。nd以降は廃れたため、ミロクもミドルネームを持っていない。

<呼び方>

人を苗字で呼ぶ場合、属格はその家の者全員を指す。その家の特定の成員を指す場合は苗字単体にする。元は逆だったが、個人を呼ぶ機会のほうが多いため入れ替わった。
"dain arban, mir luna atu"だと家族全員が呼ばれている。dain arbaだと特定の人が呼ばれている。
前者が「田中家御一行様お越しください」だとするなら後者が「田中様お越しください」である。
21まで苗字の使いどころがなく苗字の存在意味が希薄だった。同年大会議後にセレンとリディアが人の呼び方を統一した際、苗字の使い道について検討され、このようになった。

親密度や敬度に応じて人の呼び方は変化する。敬称と組み合わせることが多い。ざっくり言うと親密度は名前>苗字で、敬度は敬称の重さの順である。
ardu arbaとyuuma lutiaを呼ぶ場合、大雑把に言って以下の順で丁寧な呼び方となる。
厳密にいえば必ずしも丁寧順で並んでいるわけではなく、状況に応じて最も相応しい呼称がある。例えば論文などで「アルバ氏」という場合はrauが適切である。
同様に、san arba_arbaよりdyussou ardu_ardu sanのほうが丁寧。丁寧だが親密度も高い。逆にarbaは丁寧ではないが親密度が低い。面識のない同級生などに用いる。つまり親密度と丁寧さの組み合わせでこれだけのバリエーションがあるということになる。

dain arba:アルバ様
rau arba:アルバ氏
san arba:アルバさん
sou arba:アルバ君
arba:アルバ
dyussou ardu:アルドゥ殿、アルドゥ様、アルドゥさん
ardu dyussou:アルドゥさん
ardu san:アルドゥさん
ardu sou:アルドゥ君
ardu:アルドゥ

dain lutia:ルティア様
rau lutia:ルティア女史
san lutia:ルティアさん
liiz lutia:ルティアちゃん
lutia:ルティア
lua yuuma:ユーマ嬢
yuuma lua:ユーマさん
yuuma san:ユーマさん
yuuma liiz:ユーマちゃん
yuuma liij:ユーマたん
yuuma:ユーマ

liizやliijはyuumaより馴れ馴れしい場合もあるので注意。

呼び捨ては家族や恋人や親しい友達などに限られる。

日本との違いは、比較的苗字より名前を使うことのほうが多い点。苗字は全体的に他人行儀な印象を与える。
同級生だと赤の他人はsan arbaかarba辺りになる。面識があると名前を用いるが、dyussouは仰々しいのでたいていsouになる。yuulなどは面識があっても親密度を上げにくい傾向にあるため、苗字を使い続けることもある。ただしあまり好まれない。

<その他の敬称による呼称>

rsiila arba:アルバ先生
arba xanxa:アルバ先生

saar ardes:サールのアルデス
ert lfer:エルトのルフェル
deem meltia:悪魔メルティア
daiz mete:メテ王
adel veigan:魔族ヴェイガン
selest vangardi:死神ヴァンガルディ

<人名の命名>

人名は親や親族が決めるのが一般的。神や英雄の名を取ることや、草木花など自然物から取ることが多い。
一般的に保守的な階層ほどkuzestを避ける傾向にある。
命名権や改名権についてはestlangを。
子供が魔物にさらわれないようにわざと汚い名を付けるという風習には少なくともアルバザードには有史以来なかった。

<カタルの命名>

現実において、初代の使徒の名はカコに記されている。当時はアルカがない。初代アルカは花言葉を使った暗号で、人工言語を作ろうという意思の下に作ったものではない。
使徒の名は当然彼らの本名ないしコードネームで綴られた。メル7年、生々しいとの理由でリーザが改名した。rudiaなどはridiaに似せて作った。ridiaというのは当時セレンが勝手に呼んでいた名で、当時はリディア本人はriidyaがふさわしいと主張していた。リーザは生々しさの少ないridiaを選び、さらにそれをもじってrudiaにしたわけである。
厳密に言えばリーザが改名してできた名前はkako初出ではないのだが、初出基準が甘かった時代に登録されているので、本辞典ではkakoとなっている。

他方、ソーンの初代使徒は、花言葉暗号の本家だけあって全員コードネームだったため、改名の必要はなかった。そもそも、必要があったとしてもリーザにはどうにもならなかった。
ただし、使徒の苗字はクミールが後付けしたものである。例えばヴァルシーラなど。この苗字は3代の使徒にも宛がわれている。つまり、クミールは使徒に苗字を作り、それを初代~現代まですべてに適応したというわけである。
初代ソーンの名は古くからセレンたちにも知られており、赤アンクノットには既にそれを基にした異性魔王の名が綴られている。

アノは3代を作ったときに、初代ソーンの名前をもじって使徒に名前を付けた。例えばオムトはウムトから来ている。
クミール(?)は4代を作ったときに、やはり同じことをしている。ウムトナはウムトから来ている。
よって現在のソーンの使徒は後述するアルシェの使徒と違い、純粋にコードネームで、アプリオリ度が高い。

一方、ランティスの名について。アルシェは本名をそのままアルカの音韻に当てはめたタイプと、訳したタイプと、純粋にアルカのタイプがいる。
メルのようにmeluuと母音を含んだものもあったが、あれは母音を後から添加したのではないか。恐らくメルの本名はmelだろう。(2011年追記:去年だか今年の始めだかに送られてきたファイルのプロパティに本名を消し忘れていて、初めて本名を知った。少なくともmelではなかったことを記載しておく)
リディアのように親からアシェットをやっていた場合、カコの登場人物リディアを元に名付けられることもある。
リュウは、初代のヒューウェがリーザによる改名であれば、ヒューウェがリュウから来ていることになる。そうでないなら、初代がヒューウェという恣意的なコードネームで、そこからリュウを名付けたといえる。

アルカはアプリオリだが、最も弱いのは実際のメンバーの名前だ。自然言語排他のない時代からアルカは存在するので、仮にメンバーが本名を捨ててコードネームを名乗ったとしても、しばしばアポステリオリになってしまう。
例えばリーザという名前は本名を基にしたコードネームだが、恐らく本名はエリザベスであろうから、アポステリオリである。
アポステリオリだが、リーザという人は架空の惑星アトラスではルティア国の姫であり、姫の名としてアルカで通っている。
リディアも恐らくアポステリオリだ。7歳のころからリディア(正確にはriidya)と名乗っていたので、彼女は恐らく本当にリディアという名前でどこかの国の役所に出されたのだろう(セレンの考えではエストニア周囲)。ただ、セレンに会う前にリーザが「これから自分のことをriidyaと名乗りなさい」と指示されていた可能性も捨てきれない。
これはセレンの私見だが、恐らくリディアの本名はエストニア語でLiidiaか、iの部分をuウムラウトにしたものではないか。それを元にriidyaというコードネームにしたのではないか。同様にリーザについてはエストニア語のLiisaが元ではないか。リディアと彼女が会った(正確には再会)のはフィンランドなので、リディアは彼女の名前をフィンランド語で呼んだはずだ。Liisaのフィンランド語読みはリーサである。リーザはそのリーサという読みを少しもじって自分のコードネームをリーザにしたのではないか。ただそれでは殆ど変化がなく、コードネームに感じられない。そこで推測するに、Liisaという名前自体が既に仇名になっていて、彼女が役所に届けている本名はエストニア語でEliisabetやEliisaやEliiseなどではないだろうか。

人名はしばしばアポステリオリだが、流石にこれはアポステリオリとして排他するわけにいかない。
唯一排他できるとしたら、団体内での呼称がシフトした場合だ。セレンが好例だろう。
セレンはもともとフランス人の名前で登録されているので、アシェットの人間は呼びやすかった。
ところがあだ名の「セレン」が付いてから、徐々にこちらがメジャーになっていった。それで現在ではほとんど誰も戸籍名で呼ばない。恐らく娘はセレンの戸籍名を知りもしない。
セレンになることでアポステリオリな戸籍名を捨てたわけだが、あだ名が戸籍名を駆逐するという例はむしろ稀。
あだ名系の場合、大体はギルやザナのように、本名が長たらしいのでアルカ風に切り詰めるといった半アポステリオリになる。

なお、アプリオリを尊ぶようになってからは当然アルカでの命名がなされるようになった。
次世代の子供たちはすべてアルカで名付けられている。ただし、ルシアはルーシアやルチア、ハイレンはエレーヌやエレインなど、アルカにも西洋語にもなる名前が選ばれる名前が多い。
これは親の苦労から来ているようで、リディアは案の定Lydiaと間違えられることが多いそうだ。「ゥリーデャ」という感じの音なので日本人なら間違えない(間違える以前に聞き取れもしないから)が、英語圏の人間は特にLydiaと間違えるらしい。

<名前の意味>

リディアの名前の意味はri(美しい)/dia(夢)であるが、もともとその意味で名付けたのではなく、当時のアルカでリディアの本名を解釈するとそういう意味になるということを示す。
逆にセレンの名前の意味は「黙らせる人」だが、これはアルカからできた名前なので、解釈ではない。
アルシェの古いメンバーは解釈タイプが多い。クリスは「言葉少ない」で、クミールは「口頭弁論」で、メルは「時」である。あまり女の子の名前っぽくないのは、アルカで無理に解釈しているからである。
元々アルカで名付けられた人間と比べると違いがよく分かる。ルシアは「悟り」という意味だし、ユルトは「賢者」である。日本語にすれば「聡子」と「賢太」といった感じか。

<神話との異動>

神話上はリーザが改名したことになっていない。そうでないと話が成立しないため。
元々初代はリーズのような名前で、それを基にむしろ各国の王たちが子供にクリスなどと名付けたということになっている。
また、神話では初代と4代の能力は同じになっている。現実にはレレゾナ嬢がアンティークの長い杖を持っていたことから、レレゾナは法陣指という設定になり、神話のレレゾナが法陣指となり、そこからさかのぼって初代のレレスも法陣指で、だからその人が建てた国は「魔法陣」を意味するヒュグノーになった。つまり4代から初代ができて、初代から国名ができている。現実はそうなっているが、神話でこれをやると歴史順序が真逆になってしまう。それを防ぐため、初代の能力が4代に遺伝というか、伝わったという形にした。
【成句】
til est hot 有名無実

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