ival
[医療]医療、医学
[類義語]siizar、lukletia
[レベル]
19:ryuu:古viviから。医者関連はvから始まるものが多すぎるため、iから始めた。
[語法]
ivalfelは医学の意味合いが強い。valnfelは健康法の意味合いが強い。
[文化]
医療は人類が白魔法を失うごとに需要が高まった分野である。rdではほとんどの国民が高度な白魔法を使えなくなっていたため、リュウがナユと協力し、医療を研究した。
リュウはさまざまな学問を大成しているが、最も心血を注いだのが医療であった。多くの人命を助けたことから、「智で命を救った聖人」と讚えられた。(ちなみに、リディアは「杖で命を救った聖人」。セレンはルシーラだったため、「人差し指で命を救った聖人」)
医療のシンボルはリュウとその助手のパール、およびナユである。このことから、親が子供を医者にしたい場合、たいてい息子にはリュウ、娘にはパールと名付ける。
病気や治療法の研究がされだしたのは、セルメルから。白魔導師の減少に伴い、魔法に頼らない治療を人々は求めた。しかしまだ人々は副作用もなくすっきり治る魔法にすがっていた。rdになって白魔導師がさらに減少すると、リュウは病気の分析や治療法の確立を行っていった。

<現代アルバザードの医療体系>

アルナ市内に救急車は28台しか存在しない。そのわりにたらいまわしは存在しない。なぜか。
まず救急センターに電話をすると、オペレーターが出る。その症状を聞き、緊急性があると判断すればオペレーターの目の前で勤務している電話医(kapvals)に引き継ぐ。それ以外、例えばいたずら電話や「ゴキブリが出た」や「さびしい。怖い。不安だ」などはオペレーターがアドバイスをして処理する。
電話医は症状を詳しく聞き、救急車が必要か判断する。心筋梗塞など緊急性の高い場合は即座に救急車を手配する。それ以外は往診医(xemvals)を手配する。往診医は24時間のサービスで、常に市内を車で走っている。患者の家から最も近い者が手配される。往診医は24時間勤務するのではなく、自分の好きな時間帯で好きなだけ働く。深夜のほうが賃金が良い。手軽に食べていけるので未婚の医師が多い。国民皆保険に加入していれば往診医の自己負担は3割である。緊急ではないが救急車を呼ぶほどではない患者にとって自力で病院に行くのは難儀なので、ありがたいシステムである。
救急車が出るのは全電話件数のうち1割程度であり、これによりたらいまわしを防いでいる。なお、こちらの場合も自己負担は3割である。ちなみに入院費だけでなく救急車料金も負担に入るのが日本との違いとなっている。

一方、非緊急すなわち平生はホームドクター(rantevals)に診てもらう。日本と異なり、ホームドクターは歯科以外の全科が見れる。また、歯科以外は登録制があり、登録したホームドクターの診療は自己負担3割で、それ以外は7割で診てもらえる。
ホームドクターは家族構成から個人的な悩みまで広く相談を受ける。子供のころからかかり続けるため、信頼は厚い。メンタルな面も支えるため、受験の悩みなどを青少年から受けることもある。
診療は予約制で、日本のような2時間待ちの3分診療ということはない。予約制であるため待ち時間は少なく、診療も20分以上に渡って長々と診る。
ホームドクターの数は日本の町医者より圧倒的に多く、病院は一般家庭のようなアットホームな造りになっている。年収は逆に日本より少なく、6~800万程度である。労働時間は一般企業の正社員と同じで、8時間である。週休2日で、その日は緊急の患者に対する大病院の紹介だけを電話で行う。

ホームドクターの仕事は病気の芽を見つけて摘むと同時に、悪い芽が大きくなる前に大病院へ紹介することである。
これにより大病院の混雑を防いでいる。大病院では本格的な検査が可能で、手術もできる。負担は3割である。

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