ixat
[形容詞]公平な、フェアな、均一な、差がない、差のない、序列のない、非序列の、平等な
[名詞]公平、フェア、均一、非序列、平等
[数学]偶数←ixatalx
[類義語]silk
[反意語]asik
[レベル]
@19:melidia alis
[文化]
・アルバザードにおける平等の考え方

メル24年のこと。
娘に「点数が良かった自分と悪かった兄に2ユーロを分け与える際の平等な分け方は」と問われ、平等の意味を再考させられた。190セントと10セントのような格差が大きい分け方はダメ。1ユーロずつというのは一見平等だが努力は報われるべきなのでダメ。120:80セント辺りにしなさいと教えた。
その比率の根拠はと娘が問うので「120から見たら80は33%減だが、80から見たら120は50%増だ。上が下を見て自分より33%低い生活をしていると思っても、下は上を見て自分より50%良い生活をしていると考える。その意識の差は17%だ。その認識の差がルサンチマンを生む」と答えた。
120:80の格差を更に広げれば上下間の「認識の差」は17%より高くなる。150から見た50は66%減だが50から見た150は200%増で認識の差は137%に跳ね上がる。その認識の差は不公平感に姿を変え、下の人間をやがて狂気と怨嗟に追い込む。上が思っているより下は苦しんでいるのだ。
先進国の政治にも同じことが言える。上のものが考える「下の人間はこれくらい苦しんでいるだろう」という程度は下の者が「上はこれくらい得ている」と羨む程度より遥かに弱い。その甘い認識が下流をさらに下流に追いやる冷徹さを生み、虐げられた下流はやがて上流に牙を剥く。
頑張った者がそうでない者より報われるのは良いことだが、その格差が広すぎるとこのような問題が起こる。だから信賞必罰もほどほどに、ということだ。――と話したら、やはり5才の少女には難しかったようだが、格差を広げすぎるのは良くないということは理解してくれたようだ。

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