kalkovel
[軍事][地学]カルコヴェル、筐堺、きょうかい
[レベル]
20:kalte/kove/al(箱のような場所)
[文化]
1601 アシェット、トルバドールを結成。アルバザードはカレンシアと合わさり、カレンザード筐堺となる。この時点ではまだヴェルシオンとベルガンドは敗戦を宣言していない。アシェットはこれらの征服を目指すべく、予めラヴァにヴェルシオンを、クノンにベルガンドを宛てがい、ヴェルアンジェ筐堺とサントミュール筐堺を作る

rdでアシェットは悪魔と対抗するために人類をまとめようと活動した。その呼びかけに応えた連合国をtolvadorという。その意味は「全国」だが、残念ながらすべての国家が参加してはくれなかった。文明の遅れていた地域や悪魔との戦いが深刻でなかった国はわざわざ派兵する旨みがない。結果、midiit以南、farfania以南は参加していない。
アシェットはトルバドールの参加国を文化圏・経済圏の観点で28のグループに分けた。そのひとつひとつのグループをkalkovelという。そして使徒を一人ずつ宛てがい、保護責任者とした。テームスを倒した後も彼らは持ち場において要職に就いている。
ただし最初のうちは彼らはアルバザード住まいが多かったので、出張という形でkalkovelに赴くというのが実情で、遠方から権力を行使しているだにすぎなかった。セレンらがアルカディアへ去る前後には、徐々に使徒は赴任先に定住ないし長期滞在するようになっていた。
なお、vxとbgは確実に人類が征服するという強い意思を持って予めkalkovelに含まれている。そして実際その後人類が勝利し、トルバドールに編入されている。

arkantisの幼字の大文字部分が示すものは元は使徒の苗字であった。彼らは子供の頃は素性が知れないものが多く、苗字を持っていなかった。自分が王家の血筋だと知ってlutiaという苗字を得る者や、副リーダーだからという理由でvarsiilaという苗字を得る者など、パターンは様々であった。
アルシェの苗字は後に統治することになる国の名である。登場初期には付いていない場合がほとんどで、王族と発覚してから苗字を得るパターンが多い。
ソーンの苗字は個性に基づいて命名されたもので、元々苗字を持っていないか苗字を捨てさせられた子供の集まりだった。

kalkovelができると、使徒の苗字はkalkovelをも指すようになった。例えばクミールの苗字の字は、クミールの苗字という意味ではmeteと読むが、同時に国名としてはmetioであり、さらにkalkovelとしてはsonarianである。sonarianはmetioおよびその周辺国家である。
kalkovelは文化圏・経済圏ごとのまとまりでできているので、アシェットは経済の活性化のためにkalkovel内の通貨を統一し、小規模なユーロを作っていった。ユーロは国が多すぎて経済格差が激しい。28地区に分ければ文化差や経済格差はより狭まり、貿易の簡略化、労働力の流動性などが高まる。労働力の流動性が高まっても小さい面積なので、富める国の仕事が激減するリスクもユーロよりは低い。
この改革は結果的に成功し、悪魔との戦いで大きく落ち込んでいた経済活動は導入前より活性化した。さらにはこれが一部のkalkovel内で一部の商品についての関税撤廃などにも繋がった。

kalkovelは言ってみれば小規模な経済圏で、必ず1カ国以上の国からなる。lutiaのような強国はひとつでひとつのkalkovelを形成する。
幼字の苗字の部分はkalkovelという地域圏ないし国名を指すとともに、それぞれの地域の通貨を表す記号でもある。例えばlutiaの文字ならmianを指す。

幼字の苗字はアルバザードのように元々国を意味する字もあれば、valoのように使徒個人の性質によって造字されたものもある。その字自体は本来kalkovelとはなんら関係がないが、kalkovelの成立とともにそれぞれのkalkovelの名も表すようになっていった。もちろん使徒の苗字という読みも残っている。一字が複数の読みを持つ日本語と同じ原理である。

rd以降、国の増減や各国の国力の変化があったため、現代ではrd当時のkalkovelはそのままの形では残っていない。しかし国が滅んでも土地が動くわけではないため、地域圏や国名を示す字としてal以降も使われている。例えばリディアの苗字のlutiaは未だにルティア国かつルテティア筐堺を意味する。

・筐堺司

kalkovelの責任者はevanjel(筐堺司)という。白雪の槍をシンボルとして持っていたためである。

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