velsarj
[交通]飛空挺、飛行船、飛空艇、ヴェルサージュ
[レベル]
古:ridia:velは暗い。jはjinaで空。sar部分は不明。s/arで切れてarの部分は神かもしれない。下から見上げたときに空を隠すので暗くなるというような意味だと思われる。
[文化]
→iflit、velxion、xeltarj、vernsaal、jindia
vernsaalでヴェルシオン国が開発。その後、西アンシャルへ南下しつつ侵略と略奪を開始。その過程で技術が流出し、侵略された側の国家も次々と飛空挺の開発に乗り出す。1506年にはヒュート・ケートイア・アルバザードが協同で飛空挺の開発に成功。軍事的重要性から火急的に製造が行われ、1518に国軍への配備が完了。

構造は一言でいえば大きな船である。中心部に飛水晶が安置された部屋があり、動力室を兼ねる。飛水晶は上下の移動は容易でも前後の移動を苦手とするため、艦隊側面部にプロペラを付けたり、甲板に柱を建てプロペラを回す。あるいは帆を張ることもある。このプロペラを回すには別の動力クリスタルが、帆を張るには強い風を起こすためのクリスタルが別途必要となる。
甲板や側面部・前面部には砲台があり、火器の砲台のほか、霊水晶から巨大なvolk砲を撃つための砲台がある。

飛水晶の慢性的な枯渇から、アルバザードでは飛空挺の数がどうしても足りなかった。
飛空挺自体は造船技術があれば比較的簡単に作れる。実際ヴェルシオンは悲劇の翌年に飛空挺を完成させている。一方連合は10年以上も開発に時間をかけている。この理由は造船技術にはない。連合はクリスタルが圧倒的に乏しいため、少ないクリスタルを効率よく使って飛空挺を作るシステムの構築に時間がかかったのである。また、連合は略奪の必要性がないため、対空戦用の小型で小回りの利く飛空挺の開発をする必要があり、これが船のデザインを適応できないため、開発に時間がかかった。実験には当然クリスタルが必要だから、クリスタルが少なければ実験の頻度も減り、結果的に時間がかかるというわけである。

なお、rdで飛水晶を掘りつくしてしまい、飛空挺もほとんど破壊されてしまったため、nd以降は飛んでいる姿を見ることができない。
また、rdでアシェットはxeltarjを使っているが、これも飛空挺の一種である。ただしxeltarjのほうが古い。

飛空挺の空路についてはjindia参照。
当初は食料の略奪に使われたが、戦争が激化するごとに兵士を大量に輸送することが主な役割となった。
【成句】
velsarj rom 青天の霹靂、晴天の霹靂、寝耳に水、やぶから棒
velsarj ravel 「また飛空挺かよ」:捲土重来

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