vetrap
[言語]コロケーション
[レベル]
20
[文化]
アルカは人工言語であり、rdで28ヶ国のメンバーからなるアシェットで使用され発達してきた。アルカの作者セレンはコロケーションが言語ごとに異なることに注目し、どの母語話者でも一意的な解釈ができ誤解がないよう、「論理的」で「最大公約数的」なコロケーション作りをした。その結果、未来でカルディアの国際語として機能する人工言語にまで昇華していった。

食べ過ぎる:kui rakel
よく働く:lab ranel(きちんと働く), kalma lab(頻繁に働く), lab fartel(熱心に働く)→全て言い分けます。
よく走る:tu amo ke ratel(この車は性能よく走る), lef taxel(速く走る), kalma lef(しばしば走る)→全て言い分けます。
少し歩く:luk fenel, luk du kal(短く歩く)→これは時間か距離か分からないので、言い分ける場合はluk fol mel fen, luk myut fenのようにします。
よく喋る:ku ekosel(流暢に喋る), ku dil(たくさん話す)→全て言い分けます

アシェットの人々はしばしば文脈で判断してくれないというか、判断した結果が誤解になりがちなので、上記のように言い分けて一意的な解釈を促している。
アルカは現実では本来芸術言語なのでこういう設計にする必要はないのだが、無駄に環境が国際補助語的なので、国際補助語として使用できるような性能になっている。

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