サイトの右上にあるロゴについて
サイトの右上にある人工言語アルカのロゴについて。
これは以下のような形をしている。
ロゴの中に2人の人物が見える。
彼らは原始の神アルテが分裂して生まれたエルト神とサール神を象徴する。
魔法学(dolmiyu)に則り、青(soret)は男性神エルトを象徴し、赤(har)は女性神サールを象徴する。
男性は上を向いて女性に手を伸ばしている。天を仰いでいることから、男性が天の神エルトであることが分かる。
女性は下を向いて魔法で火を出している。この火は彼女の豊かな髪の毛も象徴する。地を見据えることから彼女が地の神サールであると分かる。
エルトはサールに触れようとするも手が届かず、髪にのみ触れている。
罫線がちょうど両者を分断する境界線になっており、二人の離別を象徴している。
彼らのポーズはそれ自体がアトリビュートになっている。彼らは次のような幼字を象っている。
青い6のような字はフィーリア語のdelで、男性の一人称である。すなわち私という意味である。
赤い9のような字はフィーリア語のnonで、女性の一人称である。すなわち私という意味である。
さて、ところでアルカを意味する幼字は次のようである。
arkaという単語は「私と貴方を繋ぐ」という語源から来ている。
これは女性から見た主観的な視点なので、客観的に見ると「ある男性とある女性を繋ぐ」と表現できる。
これを代名詞に置き換えると「delとnonを繋ぐ」と換言できる。
さてarkaの幼字の字源を見ると、まさしくdelとnonの組み合わせでできている。
言語は最初の男女の神々によって「私と貴方を繋ぐためのもの」とみなされ、この考え方がarkaの字源や語源に通ずるというわけである。
以上は神話上の解釈であり、現実にはもう一つ意味がある。
アルカという単語と字はリディアらが作ったものであるが、後にリディアはアルカを「セレンと自分を繋ぐもの」と認識した。
つまりこのロゴはセレンとリディアをも象徴する。境界線に隔てられた両者を繋ぐものがアルカであるということを意味している。
同時にリディアはカルディアの作者でセレンはアルカの作者であることから、両者が融和して初めて幻奏(arxidia)になるということも意味している。
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