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地図考

2012年にアトラスの世界地図を作りなおした。

●最古の地図

アトラスの最古の世界地図は1997年2月24日に小説版アンクノット3巻内で描かれたものである。
それは左に小さな円で「ミスト(現サプリ)」、右に大きな歪んだ円で「アルバザード」と書かれただけの地図であった。

世界地図が出てくるのは同巻1998年1月3日のことであり、ここにはアシェットの家の付近の地図に加え、おおまかな世界地図が書かれていた。
これはアポステリオリな地名の地図であった。

●地図の発展

00年代になると手書きの世界地図が作られた。

00年代後半には100数国の世界地図が作られた。
これは初のデジタル地図であった。

しかし陸地面積が多すぎる、フォントが古い、高度情報がないなどといった問題を抱えていた。
そこで11年から12年にかけて新しく地図が作られた。

●新しい地図

カルディアはユマナの双子宇宙なので、かなりの部分でアトラスは地球に似ている。
環境が違ってしまえばとたんに人間の生きられる場所ではなくなってしまう。
例えば陸と海の比率が反対になると、もう人間はその星の気温に適応できない。
人間が生きていける以上、環境は地球に酷似していなければならない。
パンゲア大陸の崩れ方や、海流やプレートなども地学的にある程度一意的に定められる。それは覆せない。

新しい地図はそれらの学術的理論を踏まえた上で、かつ異世界らしさを保った世界として作られた。
新しい地図ではまず原始の大陸がどのように分裂し、どのようにプレートが形成されたかという地点から考えられた。すなわちゼロから作り込まれた。

プレートを形成した後は海流を定めた。
次にプレートを参考に高度を求めた。

高度を求めると自然を利用した国境が定まる。
これらの情報を利用して国境を定めていった。

また、今回50ほどの国家を新たに追加した。
地球の人類より行動範囲が広かったアトラスにおいて国の数が地球よりやや少ないのは必然である。

新しい地図は2012年2月16日に公開された。

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