arka
[言語]人工言語アルカ、アルカ、幻語。幻語はアルカで幻国語はアルバレン。
[レベル]
rd;ark.k「繋ぐもの」
ridia/liiza:古:arka(アルカ)。「繋ぐもの」が原義という。右記は『アルカ』より。アルカという名はリディアの使用するある言語で「つなぐ」を意味する言葉からきている。リーザがメル 2 年のザナ月ごろにリディアにアルカの着想を語ったことがきっかけでその名が生まれた。しかしすぐにアルカという名がその人工言語に適応されたわけでなく、はじめは無名の言語だった。それでは不便だということでリディアが慣用としてアルカと言い出したものが定着していき、やがてその人工言語はアルカという名が付いたのである。尚、アルカという名がアルシェで正式に認定されたという過去はないが、文献を見るに、この名はアルカを表わす幻字と共にメル 4 年ごろには定着していたと考えられる。
[文化]
eldseta

■現実におけるアルカ

<概要>

1991年から作られたアプリオリ人工言語で、主な作者はセレン=アルバザード、リディア=ルティア、リーザ=ルティア、クミール=メテ。
狭義には新生アルカのことを指す。主な作者はセレン=アルバザード。
広義には下記初代アルカや先代アルカを含む。

<シリーズ>

初代アルカ:1900年代に後のアルシェに繋がる団体が使っていた花言葉を用いた暗号。
先代アルカ:1979年以降に後のアルシェの先代ルシーラのリーザ=ルティアらによって作られた暗号。
古アルカ:1991年にリーザが企画し、アルシェの子供たちに実験的に作らせた人工言語。言語学的好奇心および帰属意識の向上および忠実な私兵の育成が目的と推定される。最初はピジンで、後にアポステリオリになり、最後に過半数の単語がアプリオリになった。
制アルカ、制定言語アルカ:アルシェとソーンの合併がきっかけとなり、アシェットができる。和平のシンボルと帰属意識の強化のために2001年にリーザが企画し、アシェットの2人のルシーラのうちの1人であるセレン=アルバザードが主となって作成した人工言語。前期はアポステリオリの語が混ざっていたが、中期に自然言語由来と断定できたものは完全に排他。
新生アルカ:ソーンが制アルカを変化させて独自の言語を作っていたことが2008年に発覚。アシェットの分裂を防ぐため、旧アルシェ側が折れて合わせたもの。調整にはセレンが携わった。しかし苦労の甲斐なく2009年にアシェットは崩壊。それ以降は現実での使用よりもリアルファンタジーという史上初のジャンルを成し遂げるためのツールとして、主にセレンやリディアらによって使用される。

<成立>

アルカという名はリディアの使用するある言語で「つなぐ」を意味する言葉からきている。リーザがメル2 年のザナ月ごろにリディアにアルカの着想を語ったことがきっかけでその名が生まれた。しかしすぐにアルカという名がその人工言語に適応されたわけでなく、はじめは無名の言語だった。それでは不便だということでリディアが慣用としてアルカと言い出したものが定着していき、やがてその人工言語はアルカという名が付いたのである。尚、アルカという名がアルシェで正式に認定されたという過去はないが、文献を見るに、この名はアルカを表わす幻字と共にメル4 年ごろには定着していたと考えられる。

■アトラスにおけるアルカ

●概要

名称:a(アルカ)
系統:アテン超語族ユーマ語族シフェル亜語族リュディア超語派レスティル語派西レスティル語群アルバザード語北方方言地竜州方言幻京方言を主な参照源とするアポステリオリ国際補助語(vektarklevian emoen atenamat, yuumaemit, xiferfiam, lyudiaifal, lestilxeltem, alaslestiltalk, arbazardkard, xiarern, tooltats, arnaxite)
使用年代:rd_lj
分布:狭義にはアルバザード北方。広義にはアトラスの都市部全域
話者:アルバザード人(アルバザード系、ケートイア系、ヒュート系、アルシア(ルティア)系、カレン(アルティア)系、南方系(カテージュなど)、東方系、ファルファニア系)、その他アトラス全域の都市部の一部の人間
類型:SVO、NA、Pr
認知様式:二重把握

rdでセレン=アルバザードが作ったアポステリオリ人工言語。主な参照源はar。
長い時間をかけて世界中の都市圏を中心に広まった。
訳語には幻語を当てる。幻字の幻から来ている→hacm

語彙はndなど時代が下るごとに新しい語を獲得して広がっていった。
音韻は現代までの300年の間に変化し、当時の綴字と一致しないケースが増えていった。例えばaiの音は狭いeeで発音されるなどといった具合である。
革命期になると政府中枢部がrtでできたアルティス教の原理主義者であったことから、さらに遡ってrdまでの回顧運動が起こった。この結果、元の綴り通りに読む教育が320年ごろから行われた。現在では特に都市部の若い人を中心にrd時代の最初のアルカと同じ発音がなされている。
この件に関してはfozを参照のこと。

アルカはアルバレンをベースとしているが、ルティア語やアルティア語を多く取り入れている。この傾向は国内にルティア人やアルティア人の移民が多いことから、現在も続いている。
アルカはアルバザードの公用語であり、同時にルティアなど多くの国の公用語のひとつになっている。また、公用語でなくともアルカが通じる国は多い。現在の地球の英語に相当する国際語である。

アルカの文法や語彙については人工言語アルカ(公式サイト)や幻日辞典(本辞典)を参照のこと。
【成句】
arka de lad kon ko sel. アルカは一日にしてならず:ローマは一日にしてならず、千里の道も一歩から
il alesat arka im oxka. 誰もが最初はアルカを嘲笑った:出る杭は打たれる
【用例】
xalt tap alka, arka et les ark an o ridia kont tu et xalman tuul, ento an lax elf yolan kaen fia le si ans. tio, an dilx les ser sil xal t'arka. 正確に言えば、アルカは究極的には僕とリディアをつなぐものだから、僕とリディアが消えた後の世界に話者は要らない。ただその存在があったことを識る者だけが居ればいい(seren arbazard)
olta an na yai dot, an lo arka. 激痛でもアルカを考える。

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