miir
[論理]
論、論理
[名詞]
理屈、理窟、りくつ、筋道、道理、ロジック、セオリー
[レベル]
2
fv;e
赤
[文化]
・論理と感情
アルバザード人は論理と感情を明確に分ける。アルバザード人と議論をすると、すんなり彼らがこちらの言い分を聞くので驚くと思われる。しかしそれは論理的に納得しただけであり、感情的にそうとは限らない。従って、こちらが「じゃあそうしてくれるね?賛成だね?」と聞くと、平気で「いえ、論理的には正しいようですが、僕の正義には合いません」といって断ってくる。
これに怒るとアルバザード人は「行動を起こさせたかったんですか?議論したいのだと思っていました」と答える。アルバザード人は議論は客観的に何が正しいか相談する行為と捉えているが、同時に人間は理に適ったものをしなければならないわけではないとも考えている。あくまで感情を尊重する。逆に、理屈が合わなくても感情が動けばアルバザード人は動く。
従って、アルバザード人を説得したい際はまず感情で押す。議論は二の次である。彼らは人情深いため、共感してしまえば理屈に合わなくても協力してくれる。
もちろん理屈を軽んじるという意味ではない。むしろaxmaと日常的に言う彼らは論理性を尊ぶ傾向にある。理に適っていることなら優先的に行い従うという価値観は持っている。しかし、仕事を離れると感情を行動原理とする割合が増えてくる。
・論理展開の流れ
日本人は「序文→例示→結論」で理論を展開するが、アルバザード人は「結論→論拠→再結論」という流れで理論展開する。flan distの用例などにネイティブの実例を見ることができる。
【成句】
ikl miir 論理的に行動する、論理を立てる、論理だって行動する
kont bas miir 問答無用
【用例】
lad miir 理論を立てる
miir(2)
[人名]
ミール
[レベル]
2
古:seren(12):lei e miir:miir(論理)
[文化]
→etek e miir
『ミールの書』の主人公。12歳の少女。セルフィッシュガーデンという場所に入り込み、そこで論議学という学問を学ぶ。
miir(3)
[工学]
ミール、人工知能ミール
[レベル]
4
lj:mel;rdで書かれたlei e miirの主人公miirから。
24
[文化]
メルが作った人工知能。人口の多い国で直接民主制を可能にする目的で作られた。直接民主制のメリットは国民全員の意見を直接反映できる点である。ミロク亡き後の脆弱なユティア朝で事実上採用されていた間接民主制では政治家が民意をしばしば無視することがあり、セレンは民意をどうにか反映させられないかと考えた。
2012年現在の日本でも同じ問題があり、例えば消費税増税反対が世論調査で過半数を超えていようと、与野党のほとんどが賛成している状態で、民意を無視して消費税増税が可決されてしまった。また、民主党政権によるマニフェスト破りが横行したのも、できもしない都合の良い事を並べ立てて国民を騙し、選挙で政権を獲得したためで、これもまた間接民主制の弊害である。国民一人ひとりが政治に参加できる直接民主制なら今述べたような問題は起きなかった。
ljのメルは小学生の頃に人工知能ミールを着想し、高校時代から開発を始めた。ミールはインターネット経由で民意を集計し、世論を形成する人工知能である。国民は官僚(革命後は官僚はアドバイサーとして機能している)やマスコミやネットなどの情報源を基にネットを通じて法案を作成したり法案賛成の署名活動をしたりする。そのデータをミールは集計・処理し、市・県・州の地方自治体単位ないし国家単位でそれぞれ世論を形成する。
ミールは形成した世論をレスティミールに提出する。ミールが運用されたとき、メルはアヴァンシアン所属だったため、ミールとレスティミールはアヴァンシアン内にある。ハッキングを防ぐためレスティミールは外部と接触させていないため、ミールで形成したデータは外部記憶容量に記録され、アヴァンシアンの技術部による人的作業でレスティミールに提供される。
以下の作業はlestimirを参照すること。
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