soa
[代詞]
[形容詞]
そのようなこと、そんなもの、そのような、このような、そんな、こんな
[類義語]
lendi、gaato
[反意語]
yua
[レベル]
1
f:elt;passoからpaが脱落してsso→so。母音追加でsoa。「そうである」が原義。
17:制:so
soa:soa::meli,alt, komeli,alt
[語法]
<文法>
名詞には前置。形容詞などには後置。「そんな」は前置で、「そんなに」は後置といってもよい。
<tuとsoa>
tuを漠然とさせたものがsoa。tu rensは「その言葉」そのものを指すが、soa rensは「そのような言葉」「それに近い類似した内容の言葉」を指す。心理的な漠然さも指す。つまりハッキリと「その言語」と明言を避けたい時に遠まわしに言うときに使う。
leとyuaの関係も同じ。
<soaはtuをぼかせる>
tuはハッキリと何かを指示するが、soaはぼかす効果がある。tuumiやtuubeは好悪を与えることはできても、ぼかす用法はない。
「さっきverpedって言われたけど、確かにそうなんだよね」というときの「そう」などはsoaが適切。tuだとあまりに直接的すぎる。もちろん場合によってはtuでもよい。状況次第である。
<漠然とした「そう」>
相手の言動を受けて「そうだね」とか「そうか」とか「そう?」などというときはsoaを使う。漠然かどうかは関係なく、tu e?とは言わない。
「もしそうなら」という前方照応にもol soaが優勢。ol tuだとかなり内容を狭めている印象がある。ol tuだと照応しているのは特定の語句の可能性すらある。
<好感形と悪感形>
0:+:-
soa:lendi:gaato
yua:klens:vandol
soa(そんな)とその属格soan(そのようなもの)を漠然(近)という。soaはtuを漠然とさせたものである。
yua(あんな)とその属格yuan(あのようなもの)を漠然(遠)という。yuaはleを漠然とさせたものである。
上記はそれらの好感形と悪感形である。所有格(属格)は単純にenを付けるだけであるが、まず使わない。
misentant mil lendi rens(そのようなお言葉、ありがとうございます)
an sin vandol namo laaben(あの野郎のああいう態度が気に入らねぇ)
【成句】
soa e? そうなの?
im soa そういうときに、そんなとき、そんな場合、そういうケースでは
ol soa もしそうなら
【用例】
an ris soa lei. そんな本はいらない。
an en ser lan lant soa. そんなに美しい人は知らない。
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