an
[代詞]
[レベル]
fv;e。delと並行して使われた時期と、delを滅ぼしてanだけの時期と、逆にanが下火になって消えた時期とを長い時間の間で繰り返した。
古:an(俺)。古ではnonと対立する語。nonより気取った言い方と捉えられたり、逆に粗野な言い方と捉えられたり、時期によって語感が変わっていった語。nonより短いのでこちらを選んだ。
del,f an,fv:an::na,alt
[語法]
一人称代詞。中立的な一人称。男女ともに使えるが、女は通常nonが多いので、anは原則的に男。
【用例】
an et vik. 私は男だ。

an(2)
[接尾辞]~する人を指す。動作主を指す。
[接尾辞]主格分詞を作る。
[接尾辞]~に関する人。lanの代わりに使う。
[レベル]
fv;lantis.k
16:恣意とあったが、lanだろう
[語法]
axt/anで「書く人」。set/anで「殺人者」。分詞としては「何かを殺すような~」という意味になる。
lutiaなど、aで終わるものにはanでなくnになる。lutianでルティア人。

an(3)
[化学]一重結合、アルカンの接尾辞。
19:ryuu

an(4)
[名詞]古アルカの6
赤→sidalx

an(5)
[副詞][南方]en
[レベル]
21:l.en
【用例】
mya an loki. ウチようわからん。

an(7)
[接頭辞]文末純詞を丁寧にする。
[接頭辞]感動詞を丁寧にする。
[レベル]
rd:kmiir;aano.k
20:kmiir:aano
[文化]
・文末純詞

a, eにはanna, anne。同様にau, euはannau, anneu。
eyoはmiliaはanneyoでyunkはanxii。
naはanam。

それ以外は単にanを付けansete, ansei, ankok, antisse, antiseeのようにする。da, de類にはaata, aanoがあるのでanを付けない。
20年にクミールが造語。21年大会議で採用。
an系純詞の用例をここでまとめて掲載する。

・感動詞

estol「よろしく」:普通
anestol「よろしくお願いします」:丁寧語
miestol「お見知り置きを」:尊敬語

miを付けると尊敬語。anを付けると丁寧語。
ansoonoyun「おはようございます」
ansentant「ありがとうございます」

【用例】
halka mist alkat meid ansiina nyannya? 貴方が助けてくださったんですのね。
tu et ilpasso anxii...? これ、大丈夫なんでしょうか……。
yuna es kulan anna. お腹がすきましたわ。
meid refat ez halkan yuulia, hacma. お部屋を片付けておきました、だんなさま。
sant yuusat meid lat al ez isfelia yuulia. お客様のお部屋に入らせていただきました。

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