dels
[名詞]映画
[レベル]
rt
lakta
[文化]
映画は比較的人気のある娯楽で、恋人候補が親交を深めたり話題を作るために利用することが多い。日本と違って席が広く、高低もあり、前の人の頭が気にならない。映画館ではケータイなど、音のするものは切っておく。私語は禁止である。映画に向かって喋りかけることもない。これは日本と同じである。日本以外の国では映画を見て騒ぐところもあるが、アルバザードでは騒がない。また、飲食もできない。音がうるさいからである。これは日本とは違う。尚、席と席の間には高いついたてがある。これをあげると隣の席と自席を隔離できる。隣が赤の他人のときは、ついたてを上げるのが礼儀。どちらともなく気付いた方が上げる。また、日本の席は狭く、爪先が前席の後部に当たるということが良くある。途中でトイレにいく場合、横の人に足をどけてもらうことになる。だがこれは迷惑である。だからアルバザードの場合、席の前に通路が必ずある。トイレを行くときはそこを通る。通路は一段低くなっているので、身を屈めながらいけば前の人の視界を横切ることなく移動できる。
映画館ではチケットを買って中に入る。チケットは資源の無駄なので紙ではない。使いまわしの硬質カードを入場券として使うか、アンセに登録する。大抵は指定席なので所定の位置に座る。映画の料金は日本より安い。レディースデイなどという差別的なものはないが、子供料金や学生料金はある。映画は一本立てで、長くても二時間以内に終わる。初めに予告が入る点は日本と同じである。尚、館内は当然暗い。
日本と違って、映画は劇場公開とダウンロード配信が同日である。つまり、映画館で公開される日と自宅で鑑賞できる日が同じである。映画館の利点は大画面かつ高音質な点である。欠点は自由に一時停止や巻き戻しできない点と、開始時刻が決められない点である。尚、ダウンロードする方が映画館より値段が高い。無料のデータと違ってセキュリティが固く、映画公開中は大抵コピーガードを破れない。素直に映画館に行くかダウンロードした方が早い。更に有料情報のコピーは罪が重く、警察もすぐ動くので割が合わない。日本はP2Pに海賊版が流れていても検挙される確率が異常に低い。だが、アルバザードでは海賊版が出回ればコピー者を徹底的に追及する。そのため、コピーしても人に配るのは難しい。知人に手渡しで渡すくらいである。だがその頃には映画の話題性も薄れているのであまりありがたくない。だから馬鹿馬鹿しいので素直にダウンロードするか映画を見に行く。
【用例】
an inat ke lax dels. 映画を見に行きたかった。
an inat ke lax dels kinel. どうしても映画を見に行きたかった。

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