esto [名詞]鼎、かなえ [メトニミー]供物 [メタファー]代償、代価、代金、引換、引き換え、対価、現身、移し身、うつしみ、うつし身、身代わり、おとり、囮 [レベル]4 f:vangardi;eeste.k 22 [文化] flで作られた鍋。tmの頃には目上の物に供物を捧げる際にも用いられた。zg以降は人類が神に供物を捧げるのによく用いられた。mtでは特に召喚士に使われた。 メトニミーで供物の意味が生じ、そこから更にメタファーで代償という意味になった。この比喩語義自体はtmから既に死神ヴァンガルディによって使われだしている。 ヴァンガルディとの契約を結ぶ際は、願いを叶えてもらう代わりに代償を捧げる。ヴァンガルディと契約することを和訳で「鼎を交わす」という。鼎は「代償」でもあり、同時にそれと等しい価値を持つ「望み」でもある。 この「かなえ」という和訳は非常に巧くできている。気付かないだろうか。代償を意味する「鼎」が、望みを意味する「叶え」に通じているということに。 【成句】 raven-esto 契約成立。ravenはszvだが、ヴァンガルディも現代は成句としてのraven-estoなら用いる。fvの頃にはこの言い方がなかったので、死神もそれなりにきちんと新語に対応していることが伺える。 【用例】 raven esto 鼎を交わす、契約を交わす。「供物」という意味の「鼎」と、「望み」という意味の「叶え」を、ヴァンガルディと取引することから、鼎を交わすと訳す。 dist esto 代償を引き渡す re dist esto ker del. 我に契約の代償を捧げよ。 "dist fan esto ranel e. kaat, distes vei esto sete" 「鼎はちゃんと払うわ。それに、一部は既に支払い済みでしょう?」