felpant
[名詞]教科、科目、学科
[レベル]
20
[文化]
教養科目(kolopant)と実技科目(mainpant)に分かれる。tinakaでは実技科目しか行わない。
教養科目は国語(noskren)、社会(fia)、算数(alf)、理科(dyuet)の4科目に分かれる。これを基本科目(zektpant)といい、以下の「歴史」などの下位概念を応用科目(zokpant)という。
国語は文学(self)と言語(eld)に分かれる。文学は現代文(samself)と古典(sidself)に分かれ、言語は文法(vez)と表現(volt)に分かれる。fiankaまでは(実際にはlazkaも)文学と言語という科目名で大雑把に学習する。
社会は歴史(seta)、法律(kaxu)、政治(vels)、経済(avl)の4科目に分かれる。fiankaまでは社会の科目でそれぞれ少しずつ学習する。政治や法律で戸籍の登録の仕方、税金のシステムなど、役所に行ったときに後々役立つ知識も学ぶ。
算数と数学は区別しない。lazkaから数学論(alfmiir)、算術(zepom)、経営(riet)に分かれる。数学論は代数学(sanfel)、幾何学(pamofel)、数論(lankafel)に分かれるが、分けて教えても分かりにくいので、適宜混ぜて教えられる。算術はインド式計算ドリルや公文のようなもので、機械に頼らず人間が計算力を維持し、脳を健全に保つための訓練。算術は特にtina~fianで重視される(このころは科目名こそ算数だが)。経営では簿記や家計のやりくりなどを習う。
理科は法則(ozfel)、自然(ladlfel)、機械(ragnafel)の3科目に分かれる。lazkaから法則は物理(tulo)と化学(mail)、自然は生物(rumafel))と医学(ivalfel)、機械は電算(durak)と工学(ladfel)の計6科目に分かれる。

実技科目は芸術(milf)、図工(ladels)、体育(vav)、音楽(lem)に分かれる。
芸術は絵画(leis)や彫刻(kilb)といったものを行う。図工は草笛の作り方、紙飛行機の折り方、椅子の作り方、壊れた服の繕い方、鍋の直し方など、生活に役立つ知識を学ぶ。体育はユベールとスポーツに分かれる。音楽は声楽と器楽に分かれる。

fiankaを卒業する際、成績の良いものは試験を受けて進学校としてのlazkaに進む。それ以外は職業訓練校としてのlazkaに入る。
訓練校の場合、教養科目は基本科目しか行わず、実技科目に職業別の選択授業が入る。例えば服飾関係なら被服の授業を取る。
進学校の場合、基本科目がなくなり、応用科目が出てくる。文理の区別がないため、最も広く学習する時期である。その代わり、それぞれの科目は浅い。とはいえ大学より科目が多いのでは大変すぎるので、実際は現代文と古典のような細かい区別をせず、まとめて文学として教える。
lazkaを卒業する際、再度試験をして進学校に行くかどうか決める。また、この際に文理を決定する。
manakaに入ると文理によって取る科目と取らない科目が出るため、科目数が減る。その代わり、文学だったものが現代文と古典に分かれたりする。
前期大学のうちは、文系(serpant)でも理系(melpant)の授業を履修する。ただし、文系が理系を取る場合、理系の科目名は高校時代と同じで、細分化されない。逆も然りで、理系が文系を取る場合、現代文と古典は分かれず、文学として大雑把に履修する。
後期大学では完全に文理に分かれ、互いの科目は履修しない。また、同じ文系でも文学部や法学部などに分かれるため、文学部の学生は社会科目を選択的にしか履修しない。
大学院に入ると、完全に専門分野しか研究しない。

さて、中央アルナ大学首席のレイン=ユティアは文学部に所属しているが、高校時代は「文学、言語、歴史、政経(政治・経済・法律)、数学論、計算(算術・経営)、物理、化学、自然、機械」の10科目で首席を取っていたことになる。
理系科目のほうが多いが、授業のコマ数は文系のほうが多い。文理が分かれるまでは文系のほうが元々コマ数が多い。これはアルバザードが人文科目を人間にとって必要な教養として重視し、理系科目を社会発展のための剰余的な技術と考えているため。
また、前期大学では「現代文、古典、文法、表現、歴史、法律、政治、経済、数学論、計算(算術・経営)、物理、化学、自然、機械」の14科目で首席を取っていたことになるから恐ろしい。
レインは後期大学では「現代文、古典、文法、表現、社会」しか履修しないが、現代文や文法などの内訳がさらに細かくなるので、結局科目数は多い。
なお、首席というとき、実技科目は評価に含まれない。教養だけで判断する。実技も入れると真の首席なのだが、レインは体育が駄目すぎるので値しない。アルナ大学の歴史で真の首席になった人物はミロク=ユティアとリディア=ルティアのみ。このうちリディアはアシェルフィから大学時代に転入し、ミロクは極方からfiankaに転入してきた。なお、三人とも真面目で努力家というのが共通している。
【用例】
an siina noskren lex felpant, tal an en siina rafel tuul man tu mols fil, fok, el axt fal ati di ento na dab. 国語という教科は好きだが、国語の宿題は嫌いだ。というのも、時間が掛かるし、その上書くことが多いので面倒に感じるからだ。

a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 
felpantの見出し語検索:1