fie [名詞]嘘、虚言 [反意語]rul [類音]fia。対句で使うとおいしい。 [レベル]2 古 myu:myu [文化] 嘘はアルティス教における最大の悪徳であり、英語のlieよりもさらに意味が重い。衝撃度でいえば窃盗など、犯罪と同じレベルの罪悪感を生じさせる行為である。 とはいえ、人間は嘘をつく。そのため、アルバザード人は絶対に嘘を認めようとしない。認めざるをえない場合は、fieという言葉は極力避け、「ごまかした」「人工事実」「意図的に虚偽を語った」など、必ずといっていいほど言い換えを行う。とにかくfieという単語を極力避けようとする。もしアルバザード人がこうしても、嘘を認めていないわけではないので寛容に捉えたいところである。アルバザード人同士はそれを心得ているので、「いや、嘘だろ?」と追求はしない。喧嘩になることが目に見えるため。 どれくらい「嘘ついた」と言いにくいかというと、日本人が明らかに返すあてがない場合でも「金くれ」の代わりに「金貸して」と表現を和らげるのに近いものがある。 【成句】 xant fie niit 嘘も方便 hanoi e fie ikl xan. 積み重ねた嘘はやがて真実になる:嘘から出た真 【用例】 ku{lad, klos, rens} fie del toto on onに関してdelという嘘をつく ☆hete fie 嘘をあばく ☆fie at hete 嘘がバレる man fia sil sedo ol fie em hete. だって最初の嘘がばれてしまったら、世界は消えてしまうから。 el ku xin fie. 嘘を吐いてはいけない。 see lu koat fie sam a tu fie, そして嘘の上にもうひとつ嘘を作ったんだ。 tu et envi kalis ant da. el kamil na sen amp a vienkyo tio o fie tis ol lu dert lana ladia. lu kamil miyu sen tuus a vasn tan ol lax. atu et vaska l'an xa ax. atu et kalte len an klit xad e looto. fie yut an l'amire ko fie tis ik miyu a trans. それが僕のわずかな力。ただの強がりもウソさえも願いを込めれば誇れるだろう。望めば勇気にもなるだろう。ここが僕のいるべき戦場。覚悟の価値を決める場所。ひとつのウソにさえすがる僕のそのウソが誓いに変わる(BUMP of CHICKEN『バトルクライ』) an nat total fie sil rul ok xei ti. 君がいればどんな嘘だって すべて本当になる気がした(『囚人』)
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