han
[形容詞]
広い
[反意語]
hem
[レベル]
1
f;e
13:制:sorn:haan(広い)
han:han:haan
【用例】
kad han 広い国
han(2)
[文末純詞]
~でしょう?、~だろ、どうよ?
[レベル]
2
古
[語法]
語調を整える語。文末に来る。あまり丁寧ではない。女子はおどけた口調でしか用いない。
han(3)
[生物]
[医療]
臓、蔵。陰である。
[レベル]
5
szl
24
[語法]
[文化]
地球の『素問』や『霊枢』など古代の東洋医学では臓という語はなく、蔵という語しか出てこない。内臓の臓という字を宛てがったのは江戸時代に腑分けを行った際に実際の臓器に対して名付けたものである。古い東洋医学では臓という字は使っていなかった。蔵は内臓を指すわけではなく、五神を蔵しているものを指した。現代人は蔵と臓を同一視しているため、東洋医学の古典における蔵が西洋医学の内臓と一致していないことから、東洋医学は古臭くて間違っていていい加減だと考えがちである。例えば脾は脾臓という内臓のことではなく、脾という蔵である。臓と蔵の区別ができていないと理解に苦しむ。これは日本人だけでなく、欧米でもそうである。脾経はSPだが、これはspleenから来ている。脾臓と脾の区別ができていない。つまり臓と蔵の区別ができていない。
一方アルカでは蔵はhanであり臓はhanmalmである。lukletiaのほうがsiizarより先に存在したため、lukletiaのhan(蔵)にmalm(内臓)を付けて合成語にして「臓」を表現している。歴史的経緯により単純語レベルではなく合成語レベルだが、蔵と臓は区別されている。なので地球人よりアトラス人のほうが蔵と臓の区別に長けていると言えるが、アルバザード人でも一般人は「hanmalmはhanと言ったときにhan(広い)と区別するための長い言い方」くらいにしか考えていないものも多く、医学的な知識がない人は蔵と臓の区別ができないのが実情である。
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