levan
[名詞]
プライド、誇り
[組み数字]
6/6
[類義語]
amp
[反意語]
adin
[レベル]
3
20:leva/na
[語法]
[文化]
自分が自分らしくあることがlevan。自分に誇りを感じて名誉に感じることはamp。levanは自分らしくあることで、これを欠くのがadin。
アルバザード人は誇り高く、儲けや地位よりも、このlevanを大事にする。ときには自分の安全や生命よりも優先することがある。
<企業とプライド>
アルバザード人は上司の命令に従い、階級に従う。ただしフランスのように部下の意見を聞かないということもなく、アメリカとフランスの間のような混在した文化を形成している。
ただ、命令に関しては一般にフランス人のように上からの指示に従順に従い、よほど「これは報告したほうがいいのでは?これは明らかなミスでは?」ということ以外は意見しない。
では、日本のように上司が偉そうな態度を取るかというと、それはない。アルバザード人は個人として扱われることを要求するため、横柄な態度は絶対に許さない。不条理な要求であっても目上なら多少は目をつぶる点は日本人と同じだが、横柄な態度は断固として拒絶する。
これは店でもいえることで、店員だと思って横柄な態度に出ると、店員は必ず意地悪をしてくる。絶対に相手がしてほしくないだろうことをあえてする。フランス人でもそこまではしないというひどい態度を返す。
これはレインのようなお嬢様でもそうである。もしレインが喫茶店でバイトをしていて注文を取るのが遅れたとする。このとき客は「お嬢ちゃん、注文遅いよ、なにやってんの?やる気あんの?ミルクティー、ホットね」と言ってはならない。レインはアルバザード人らしく「すみません、デュッソウ」と笑顔で言い、30分くらいかけた後にアイスコーヒーを持ってくる。客は当然怒って店長呼んで来いとなるだろうが、店長はレインを叱らず、客に「もう来ないでください」と言って追い払う。
効率よくレインを動かすには、「お嬢さん、こんにちは。今日は繁盛してますね。忙しそうだけど、ミルクティーお願いできますか。今日は外が寒くてね」などと言う。行きつけのカフェなら店員の名前を覚えておくのは当然で、「レインちゃん、こんにちは」と挨拶してから用件を言うほうが良い。こう言うとレインはにこやかに世間話をした後、速やかに品物を持ってくる。このとき、たいてい客がセルフサービスで取るシュガーなどをすべて付けてくれ、いい席が空いていればそちらに案内してくれる。
アルバザード人に慇懃無礼になるのは逆効果で、礼儀を示せばいいというわけでもない。最も重要なのは相手のlevanを考えて行動することと、他人とコミュニケーションを取ることである。無愛想な客にはアルバザード人は接客をしない。
【用例】
levan sor 高いプライド。プライドの高さを立ち位置の高さに喩え、上から目線にしているメタファーで、日本語と共通のコロケーション。
vand lan xian tel les vand levan xiant. 君の誇りを汚すものから君を守っていたい(中谷美紀『Mind Circus』)
vix levan プライドを傷つける
・もしかして
形容詞
leva
の
主格分詞
(~するような)
?
・もしかして
形容詞
leva
の
属格
(~なもの)
?
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levan
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