sab [被服]装身具、服、服装、衣服、衣類、着るもの、着物、被服 [動詞]yulをaに着せる、着せる、着る、かぶる、被る、はく、履く、穿く、身につける、身に付ける、装備する、つける、着ける、付ける [普通動名詞]装備、着装、着衣 [レベル]1 sert 13:制:古:sabe(服)。古アルカでは通して服の意味であったが、次第に装身具を意味するようになっていったのでその通りにして装身具の意味にした。 sa, sabe:sa, sabe:la lein [語法] sols nene sab(着させる)。sab toto a nene(着させる)。前者の着させるは相手に命じて相手が自分で着ることを意味する。後者の着させるは子供や死体など、自分で着れない人を介助して着させる場合を意味する。 [文化] →amalis, lein
smの上流階級と革命後のljでは女性は自分の着る服を自分で選ばなかった。これらの時代はその女性に最も影響力を持つ男性が女性の着る服を選ぶというのが通例だった。例えば娘なら父親が、彼女なら恋人が、嫁なら夫がという具合である。rd_alでもsmの名残で保守的で大人しい女性はそのように扱われることを好んだ。そのため、女性が男性を選ぶ際に「服のセンスが自分と合う人」という希望があった。 rd_alでは保守的で大人しい女性が主にこの習慣に従ったが、smの上流階級や革命後のljでは逆に男性に服を選んでもらうことはむしろステータスとされた。つまり、「男の着せ替え人形になるなんて女性の人権を蹂躙しているわ」という考え方ではなく、「男に服も選んでもらえないなんて哀れな女ね」というレッテルを貼られ、同性からも蔑まれたわけである。当時はこの習慣はステータスで、男尊女卑などと思うことはなく、むしろ歓迎されていた。2012年現在の日本人には解説なしでは理解できない価値観であろう。 例えば女性がカレン半島まで男性と温泉に行って凪式の浴衣を選ぶとする。たいてい浴衣は女性用が何種類もあり、男性用は一種類しかない。日本はこれを女尊男卑でやっているが、アルバザードではそうではない。というのもアルバザードでは男性が女性に着せたい服を選び、自分の目を喜ばせるために女性用の浴衣のバリエーションが多いためである。女性が「あれが着たい」と言って男性が採用する場合もあるが、普段は黙って男性の指定する服を着るのが女らしいと歓迎された。何を着せるかという点で精神的に男性は女性を征服することに充足し、女性は男性に征服され庇護を受けることに充足した。つまり男は女に服を着せることで自分を男らしいと誇り、女は男に選んでもらって相手色に染めてもらって庇護してもらうことで自分は守られるお姫様なのだと感じて満足するという心理である。 【成句】 el sab sen salas kai 大は小を兼ねる 【用例】 sab samel {sab alt} 着替える。sab samelは動詞+副詞。sab altは動詞+目的語で、別の服を着るというニュアンス。 tyu tan sab tu. これは私達で着回せるわ。 la lunat ok sab sam. 彼女は新しい服を着て現れた。 ☆la solsat an sab samel. 彼は私に着がえさせた:着替えるはsab samel。 sab emat serip. 服が湿ってしまった。 an samat lax sab vadel enz. できるだけ早く服を着替えたかった。 sab pop{fef} 厚い服{涼しい格好} an sabat popel lana tel sort. 寒くないように服を着込んだ:着込むはsab popel。 an sabat popel im faar. 朝、暖かい格好をした。 tu at xep xel jal nos sab wel. どの服を着るか決めるのが難しかった。 sab es koot on ink{yulohete}. 服が後ろ前だ{表裏逆だ}。 an evat sab le nos alsabat pipel al aks. 服を脱いだ後、床にそのまま投げ散らかした。 sab amalis 服を後ろ前反対に着る sab salas amalisel Tシャツを後ろ前反対に着る an sab van samel moksab. パジャマに着替えよう。
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