wit
[言語]
wの文字
[レベル]
1
14:制:挨拶
[語法]
第19文字目の幻字。
wit(2)
[名詞]
挨拶
[動詞]
yulをaに挨拶させる、挨拶する
[レベル]
2
古:頭を下げる音のオノマトペ。アルカは礼儀として頭を下げる。
[文化]
挨拶は相手に対して敵意がないことを示す行為である。相手を無視しておらず、相手の存在を認めているということを伝える手段でもある。人がいるのに挨拶しないのはその人の存在を認めていないことで、無礼。挨拶は敬度によっていくつか存在する。一番敬度が高いのはmisoonoyunで、疎遠な目上にしか使わない。soonoyunは最も一般的で、誰に対しても無難に使える。soonoは日常的で、疎遠か目上かのどちらか一つに当てはまる相手にはあまり好ましくない。対等な関係や目下には使える。また、haaiもsoonoの代わりに使える。haaiのほうが砕けている。更にhaaiは挨拶よりも呼びかけに近い。道端で勧誘人が馴れ馴れしく人に声をかけるときはsoonoというよりhaaiである。呼びかけに近いからである。尚、ノンバーバルな挨拶もある。lomのようにお辞儀することがそのまま挨拶になる。これはsoonoyunかそれ以上に敬度が高いので好んで使われる。日本と違うのは、言葉を使うならlomはしないということである。lomは言葉の代わりなので、両立することはない。また、mmという挨拶もある。口を開けずに相手を見てmmと喉を鳴らす。これはsoonoより敬度の低い挨拶で、親密か目下にしか使わない。
アルカの挨拶は敬度によっていくつか分かれているが、時間によって分かれていることはない。つまり朝昼夕晩で挨拶を使い分けることはない。おはようもこんばんはもない。家族への挨拶はsoonoかmmが多い。親密だからである。ただ、親は子より目上なので、子供がmmというのは失礼。子供はsoonoというのがふつう。親はそれにsoonoかmmで返す。親の親である祖父祖母も自分より目上なので同じく子供はmmといえない。兄弟間の挨拶は対等で、特に兄が弟より上ということはない。ただ、兄が弟より上と決める家庭もあり、この場合は弟は兄にmmといえない。
見知らぬ相手と二人きりになったら挨拶はもちろん、少しの世間話でもして緊張を和らげるのが常識。ぶすっと黙っているのはとても感じが悪いので、気軽に声をかけること。最低限、目が合ったらほほ笑むように。ただし妙齢の女子から声をかけるのは用でもないかぎりタブー。この場合、男から声をかけなければ失礼に当たる。もちろん、下心などは持たぬこと。
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