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人工言語の作り方

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英和式辞書と語法

例えばアルカの辞書を作るとき、幻日辞典のようにアルカを日本語で説明する方法と、幻幻辞典のようにアルカをアルカで説明する方法があります。
最初は前者で作りましょう。というより、最初から後者で作るのは無理です。まだその言語ができてない状態で英英辞典式のものは作れません。

幻日辞典の場合、日本語を使ってアルカを説明します。するとここで問題が発生します。
手はアルカでlasといいます。lasの項には「手」という訳語を書くことになります。
しかし日本語の「手」はときに「腕」にもなるので、語法欄を設けて「lasに腕は含まない」などと書く必要があります。
また、日本語の「手」には「助け」という意味があります。lasにその意味があるのかどうかも書かなくてはなりません。

幻日辞典の場合、日本語が定義する側の言語になります。アルカは定義される側の言語です。
定義する側と定義されるされる側の語法が一致していない場合、きちんと注釈を書いておきましょう。

ただ最初からそれをやるのは大変です。まずは単語帳のような簡単なところから始めましょう。
徐々に語法なり名詞の指す範囲なりを補強していけばいいのです。

なお、単語の語源と成立年と造語者は忘れないうちに書いておくといいでしょう。
これらはその場で書かないと忘れてしまいがちだからです。

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