格詞を接続詞に
格詞に接尾辞のenを付けて規則的に接続詞にすることができる。
an inat ket sa galt(私は門の前で猫を見た)の場合、saは格詞なのでinatの格である。ゆえに私が門前にいたことになる。
一方、an inat ket saen galt(私は門の前の猫を見た)の場合、saenは接続詞なので、もはや格詞ではない。
saenはinatの格ではなく、ketとgaltを結ぶ接続詞である。そうなると門前にいたのは私でなく猫になる。
この接続詞はsa(~の前で)とsaen(~の前の)を区別するために使われる。
こういった接続詞は他の格詞からも作れる。
例えばkonならan siina lem konen flelzol(私はバイオリンを使った曲が好きだ)のように。
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