アクセントと方言
文法は一段落ってことで、今日はお友達を連れてきたよ。
soonon♪
紫苑がアルカの勉強をしてるって聞いて遊びにきたわよ。
あら、占い師のアリアじゃない!いらっしゃい。
――って、ちょっと待った!
なんであなたまで日本語喋ってるのよ( ゚Д゚)
あら、私に不可能はないわ。占い師は何でもお見通しなのよ?
ほら、この水晶をかざせば、入試の解答だろうとロトの当たり番号だろうと(フフフ…
いやいや、それ、占い師の域越えてるからw
てゆうか、『紫苑の書』はそういうご都合主義を排したところがウリなんじゃなかったの?
あんまいい加減なことばっかやってると、主人公として私も黙っちゃいられないわよっ。
haan, xom xenon xook fan al axel kokko arka hot, nee lein, nonno?
(あらそう。じゃあここからは全編アルカで通しましょうか。ねぇレイン?)
saa, noel jins vil toal iskan rok sarlots t'inar atu e(axte
(はたして何人の読者がブラウザの戻るを押すかしらw)
――ごちゃごちゃ言っちゃってすみませんでしたーッ!!(゚ロ゚;)
はいはい。
昭和の漫才はそのくらいにして、今日はアクセントについてよ。
ひどっ!!Σ(°Д°;
「アルバザード」ってどこを強く読むと思う?
実はarbazardという単語はどこを強く読んでもかまわないの。
じゃあ、アクセントの位置を単語ごとに覚えなくていいってこと?英語より簡単だわ。
でも、どこを強く読んでもかまわないって言われると、かえって困っちゃうな。
何か決まりはないの?
方言ごとにアクセントの付け方は決まっているよ。
アルバザードには方言が3つくらいあって、アクセントの付け方もそれぞれなんだけど、
私やアリアの話す北方語は日本語のアクセントに近いよ。
まぁ、日本語っていっても色々方言があるわよね。
ここで言ってるのは東京弁のカタカナ語のアクセントよ。
なるほど。じゃあ「アルバザード」はレインやアリアの発音でも「ザ」の部分が強いの?
そだよ。カタカナ語を読むようにすれば、大体の単語は私と同じアクセントになるよ。
もしアクセントがずれちゃっても間違いということではないから、気にしないでね。
アクセントの法則はあるんだけど、難しいのでここでは取り扱わないわ。
法則には例外もあるけど、後で紹介する辞書に[アクセント]のタグがあるから大丈夫よ。
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