結論ありき

2015/11/4 seren arbazard

言語を使う知的生命は地球以外にもいるだろう。しかしヒトと同じ形態で、となると可能性は低い。しかし世界が事実上無限に広がっているなら、アトラスのような星もあると私は考えるし、無いと物語が成立しない。
niasはヒトと同じ構造の生命が生じる可能性はほぼ皆無と述べ、それゆえ人間が喋るような言語の発生する環境をゴールにするのはご都合主義ではないかと述べた。それについて私は「ご都合主義」というより「結論ありき」に近いと考えた。

現実に私というヒトがいて、これがカルディアに渡ってリディアと恋に落ちるというのが物語の核であり大前提であるので、そこは動かせない。
結果が先に来ている場合、その結果を生み出すための過程や理由を探すしかない。カルディアの場合、セレンが生存できる環境をカルディア内に見出さねばならない。その環境がありえる確率は低いとniasは述べるわけだが、世界は事実上無限に広いので、カルディアのどこかにはアトラスがあってもおかしくないと私は考えた。というより、ある方の可能性に賭けるしかなかった。そうでないと物語が破綻するからだ。

アトラスがカルディアに存在することだけでは足りない。セレンはアトラスの食品を消化吸収でき、生存を維持できなければならない。しかし互いに異なる2つの星の土着の食品を同じ動物が食べて生存を維持していける確率は絶望的に低い。
なので最終的には世界の広さによる候補の多さと、セレンを転生させるために、セレンに逢うためにカルディアでアトラスを探しだしたrydiaの不屈の恋心に任せるのみである。
ユマナとカルディアは元は一つで、あるとき分化した異なる世界線に過ぎないという考えは単純で理解しやすいし、niasもこれならありえると考える。私だってそれでカルディアがアプリオリになれるならそれで行きたい。しかしそれだとどうしてもアポステリオリになってしまう。別にアプリオリが良くてアポステリオリが悪いという話でなく、アルカが世界初のRELであるために人口世界がアプリオリでなければならないというだけのことである。

なお、もしセレンという制約がなく、ヒト型以外の生命によるRELを作れるとして、私がそれをやるかといえばやらない。子供の頃から宇宙人(というかヒト型以外の知的生命体)に興味がないからだ。

もし、カルディアをアプリオリにしつつセレンがユマナでもカルディアでも生きていける方法が上記以外に思いつくなら、教えてください。上の説明は確率的に見て奇跡が起こらないと成り立たず、その分リアリティに欠けるためです。
偶然アトラスが地球に似てたという偶然説は論外。かといってアポステリオリにできないため、地球と同じな星を見つけるまでrydiaが無限にトライしたという探索説で行くしかないかと思っている。「結論ありき」。かといってすべて地球と同じで霊人もヒトとすべて同じとなると、候補がいくら無限でも見つからなさそうなので、大同小異なレベル、つまり辛うじてセレンが行きていけるレベルの差なら容認する世界とする。

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