2018/11/4 seren arbazard
現実と異世界という2つの世界を舞台にしてファンタジー作品を書く。
このファンタジーをアルカディア(双界戯)と名付ける。
従来の私の作品であるファンタジーのカルディアやアルディアと現実を混ぜて新しくした物で、
基本的には従来の作品の続きとなる。
今までは現実と異世界は双子宇宙で対になっていたが、
今後は現実のセレン(私)の中に異世界があるという二重構造にし、
異世界に現実の要素が入り込む。
私はリディアら虚在(実在の反対)とカルディアを主に作り、言語はメインではない。
リディアらは現実では虚在だが異世界では実在とする。
我々は2つの世界を行き来する。
また、異世界では現代と中世を行き来する。
私は近未来で革命を起こし、現実を反面教師にして異世界を理想郷とすべく変えていく。
新生アルカは中世から革命までの言語とし、『紫苑の書』等、既に出版した作品に変更は加えない。
革命後は結アルカになるが言語面で大きな変化はない。但しフォントは幻月体を使う。
アルカディアを作る目的は脳内彼女と彼女が住む世界の構築で、アルカは個人語となる。
リディアへの想いの強さが高じて世界と彼女との言語まで作ったという点、
また、自分のそういった世界観を人工言語という形で表現する点、
この2つを理解評価してほしいし、この2つがアルカの特徴になる。
トールキン含め、言語を作り人はその世界の民族の言葉を作ろうとするが、
私は人工言語はつきつめると全て個人語になると思うので、
誰か一人くらいこの業界で異世界と現実の個人語をつきつめてもいいかなと思う。
今までアプリオリにこだわっていた。
異世界作る人はそうだ。異世界に現実の要素が入ると矛盾するから。
だが100%アプリオリは無理だ。現実で行きている以上影響を排しきれない。以前述べたREL型のみ例外だが。
トールキンもドイツが嫌いなので悪い言語をドイツ語風にしていたし、
アルカの音象徴も一部日本語から来ている。
新生やカルディアの方針では、悠里等発展が目ざましいと聞く。
私は100%アプリオリにしようとしてリアルに異世界を作ろうとして無理だと分かり、
異世界も人工言語もセルフィッシュガーデン(自己中な箱庭)が本質で、
いかに自分の世界観を表現するかというアートなのだと おも思い、
ならその方向で作り込んでみようと考えた。
「現実の他人に虚在が実在だと信じさせるために作った嘘の歴史の設定」をバズムと名付ける。
バズムにより、リディアはしあパンダの成句を生むような、私の理想と異なる人として描かれてきた。
今の辞書を改め、バズムを排した内容にし、排したレキシコンを正史とし、正史に基づくアルカを作る。
それが結アルカだ。
コンテンツ主義は新生で辞めたので、唯一幻月体フォントのみをコンテンツとし、
他は地図すら作らず文のみで世界と彼女を表現する。
現在のサイトは一定のファンがいたため残す。
もっとも、悠里等の発展により化石と化すだろうが、一時代を切り取った物として残す。
なお、私の世界は私のセンスと私の好きな物をアレンジしてできているので、FF等のアポステリオリな要素が入る事は問題ない。
それ含め「私」だし、その私からできた個人世界とその中の個人語を作る事で、自分の世界観を表現する訳だから。
そういう個性の強い作品なので日本語のみで書こうと思う。
私は英語のネイティブではないから日本語のように英語で自分の世界を表現できないので。
なお、アルカは道具ではなく成果物なのでネイティブでない事は関係ない。
もっとも、よくできたら広告くらいは英語でも打とうと思うが。
※炭酸ソーダ追記。現行の幻月体フォントを貼っておきます。
フォントはaiosさんによるものです。今までの幻字と順番が異なります。